クラウド

法人向けVPNサービスを簡単に低価格で構築


シンプルVPNのサービスアダプター

 ニフティが提供する「シンプルVPN」は、SMB(中堅中小規模企業)が拠点間を安全な通信網で結ぶ"広域LAN環境"を簡単に構築するためのソリューションだ。VPN構築は、ニフティから送られてくるサービスアダプターと呼ばれる機器を既存のルーターの配下に接続するだけでいい。VPN設定はニフティ側で行うため、ITやネットワークに特別詳しくない場合でも簡単にVPNが利用できる。基本料金はサービスアダプター1台あたり2000円だ。

 ここまで安価で簡単にVPNサービスが提供できるのは、ニフティが運営するクラウドサービス「ニフティクラウド」を利用しているためだ。設定済のサービスアダプターをルーターに接続すると、ニフティクラウド上で構築されたVPNセンターを経由し、各拠点に設置されたサービスアダプター同士を自動的にVPNで繋ぎ合わせる。国産クラウドベンダーとして第一線に立ち続けているニフティならではのサービスとなっている。


ニフティ株式会社
クラウド事業部 SMB事業推進
坂柳裕亮氏

 ニフティ株式会社 クラウド事業部 SMB事業推進部 坂柳裕亮氏は、こう話す。

 「シンプルVPNは、『レイヤー2VPN』と呼ばれる種類のVPNです。このレイヤー2VPNの仕組みを利用すると、各拠点をあたかもLANケーブルで直接つないだ状態と同じ様な環境を作ることができます。たとえば、東京にあるファイルサーバーへのアクセスや業務アプリケーションの利用などを、VPN接続した大阪側からできるようになります」

 ネットワークの拡張のしやすさも特徴だ。2拠点を結ぶ場合は拠点ごとに2台を設置する。3拠点ならば3台、10拠点なら10台とサービスアダプターを増やしていけばいい。台数が増えても設定は自動で行われるため、管理が複雑になるということはない。

 既存の設備をそのまま使えることも大きなメリットだ。一般に、VPNを構築する場合、VPNルーターやVPN構築作業、固定IPの取得などが必要だ。導入コストが高くなりがちで、既存設備のリプレースのために投資のムダも発生してしまっていた。それに対して、シンプルVPNは、ルーターを始めとした既存のネットワーク設備をそのまま利用することができる。


リモート接続サービスイメージ

 さらに、拠点間接続のほか、リモート接続の機能も提供する。リモート接続サービスを利用すると、自宅や外出先から、オフィスのPCやサーバー、アプリケーションにアクセスし、社内と同じ環境で仕事ができるようになる。サービスアダプター1台から利用でき、基本料金は拠点間サービスと同様だ。このリモート接続の機能を利用するためだけにサービスアダプターを1台導入しているケースも多い。

 このようにシンプルVPNは、「安全性を確保したいが、利便性は落としたくない」「VPNを構築したいが、コストや手間はかけたくない」といったSMBのニーズに最適のサービスになっている。

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