ネオジャパンが明かす「働きがい」のある
社内環境をつくるための4つのポイント

2019年4月から働き方改革関連法が施行され、企業の労務管理のあり方が変化しようとしている。そんななか、「管理は働きがいを削ぐものではなく、働きがいを作るもの」と主張するのがネオジャパン マーケティング統括部 マネージャー 正木伸城氏だ。正木氏がTechRepublic japanの主催セミナーで行った「グループウェアで「働きがい」ある社内環境をつくる~押さえておくべき4つのポイント~」の講演内容を紹介する。

「うまい管理」は働きがいを作り出す

 働き方改革関連法が施行され、残業時間に制限が設けられ、有給休暇取得に規定ができたりするようになった。正木氏はまず、これらにより日本人の働き方は2つの方向で変化する可能性があると指摘した。

 「1つは働く時間や場所がより自由になり、テレワークのような柔軟な働き方が加速していくこと。もう1つは労務管理がより重要になっていくことです。自由な働き方を認めようとすると、しっかり管理する必要が出てきます。自由と管理という一見、相矛盾する課題にどう対応していくか。管理のうまい会社が働き方改革を成功させられる時代になっていくのです」(正木氏)

株式会社ネオジャパン マーケティング統括部 マネージャー 正木伸城氏
株式会社ネオジャパン
マーケティング統括部
マネージャー
正木伸城氏

 では「うまい管理」とはどういうことを指すのか。正木氏は、労働時間の管理や給与・福利厚生の計算、安全衛生の管理、社員のライフイベントごとに生じる諸手続きの管理、労使関係の管理などを具体的に示し、これらは「人」「法律」「制度」「ツール」という4要素で構成されていると説明した。

 「4つの要素の組み合わせをうまく運用していくことで、うまい管理が実現できます。今日はこのなかでもツール、なかんずくITツールを使ったうまい管理を紹介します。ITツールは働きがい創出の急所になります。うまい管理は働きがいを削ぐのではなく、むしろ働きがいを作りだしていくのです」(正木氏)

 そのうえで正木氏は、哲学などの知見を用いながら、管理によって働きがいを創出するポイントを紹介していった。

マズローとフーコーに学ぶ「管理」の勘所

 働きがいを創出するうえでまず参考になるのが心理学者マズローの欲求5段階説だ。5段階の上位2つに位置する「承認の欲求」「自己実現の欲求」は、今の就活生が社内環境に求めるものでもあるという。就活生の意識調査(i-plug調べ)をみると「自分のやりたいことにチャレンジしたい」(≒自己実現の欲求)、「活躍でき評価されればやりたいことでなくとも良い」(≒承認の欲求)が合わせて86.9%にも上る。

 正木氏は「社員の働きがいを支えるものは、やりたいが叶えられることと、見てくれているという実感です。それが安心感につながります。この見てくれているという感覚は、管理されている感覚を縮小していくことで生まれます」とした。

 では「管理されている感」を縮小するにはどうすべきか。そこで参考になるのが哲学者ミシェル・フーコーの考えである。フーコーが監獄を通して導いた理論を、正木氏は教室の構造を用いて説明した。まず、氏が提示したのが17世紀ヨーロッパや江戸時代の教育の風景だ。そこには、教師が教壇から一方的に教え諭すというスタイルは見られない。子どもそれぞれが好き勝手に学習し、教師はそこにいるだけだ。現代の教室が規律と訓練のもとに管理が浸透しているのに対し、かつては教室内に管理そのものがなかった。この違いについて正木氏は、「現代の子どもは、他人に管理されるだけでなく、自分で自分を管理するという営みを無意識的に行っています。これを『視線の内面化』と言います。うまい管理にはこの視線の内面化が必須で、視線の内面化を推進するうえではツールが重要です」とした。

 例えば、小学校低学年の教室は17世紀頃の教室と似ているかもしれない。子どもたちはうまく統制されず、自習時間などになれば遊びだす始末である。しかし、彼・彼女らが中学生や高校生に成長すると、仮に自習の時間であっても子どもたちはほとんど静かに振る舞う。これは、(普段、監視役の機能をもつ)教師の視線を内面化し、子どもたちが自分で自分を律するようになるからだ。正木氏は、この視線の内面化に役立ったのが「教室」というツールだったとし、この原理をITツールで社内に応用しようと語った。

ITを使って実現すべき3つのポイント

 正木氏は、ITツールを使って実現すべき環境として3つのポイントがあると説明した。1つめは、社員にとっての「やりたい」が叶えられること、2つめは「見てくれている」という実感、3つめは「管理されている」と感じさせないことだ。そして、こうしたポイントを押さえた取り組みを推進できるのが、ネオジャパンが開発するグループウェア「desknet's NEO(デスクネッツ ネオ)」だという。

 例えば、3つめの「管理されていると感じさせないこと」を追求するには、「使っていることが自然というところまで導くこと」「違和感なく社内に定着させること」が重要になる。メガネの製造・販売を手がけるOWNDAYSは、desknet's NEO のインフォメーション機能(全社通知機能)を用いて、公的かつ重要な情報をどんどんアップし、社内の誰にでも見られるようにした。それが、「インフォメーションを見ないと会社に置いて行かれる」という社員の意識を生んだ。

 「ITツールは、指示して使わせることも必要ですが、使わざるをえない環境をつくることはもっと大事です。OWNDAYS様は、グループウェアにアクセスするのが自然という社内環境を生み出し、ガラス張り経営を実現しました」(正木氏)

 さらに、正木氏によると、2つめの「見てくれているという実感」を整備するうえでは、仕事を可視化、見える化して共有することが重要であり、1つめの「やりたいことが叶えられること」を整備するうえでは、活用を現場の裁量に任せることが重要だと指摘した。

「納得したい願望を叶える」ことも重要

 続いて、これら3つのポイントを踏まえた環境整備のために必要な要素に話が移る。正木氏はそれを説明するために、人類学者ロビン・ダンバーの知見を紹介した。「構成員全員が安定的な人間関係を維持できる集団の最大人数は150人」という、いわゆる「ダンバー数」だ。この仮説は、SNSの活用などで友達の数を150人までにとどめておくと運用がうまくいくといった知見としても知られている。また、ダンバー数と似た知見として「責任感を分散させずに組織を運営できる最大人数は30人」というものもある。いずれにしても人数が増えると管理がしにくくなることがポイントだ。

 「なぜ管理ができなくなるかというと、人数が増えると人間は無意識に手を抜くからです。これは綱引きについての研究でも実証されています。メンバーそれぞれが『誰かがやってくれる』と思って手を抜くのです。これを社会的手抜きと呼びます」(正木氏)

 「働きがい」ある社内環境を整備するうえで、社会的手抜きを食い止めることが重要になる。これが4つめのポイントであり、その答えこそ「納得」という感情だと正木氏は語る。 「誰もが納得したいという願望を持っています。例えば、ITツールの導入説明会で、導入の目的やツールの素晴らしさ、導入によって見込まれる効果をはっきりさせ、納得を得るのです。納得したい願望が叶えられた社員は主体的になります。それがうまい管理の実現につながっていくのです」(正木氏)

4つのポイントすべてを満たすのがdesknet's NEO

 desknet's NEOユーザーへのアンケート調査によると、様々な製品を比較検討したうえでdesknet's NEOを採用した理由のトップ3は「コストパフォーマンスが優れている」「使いやすい」「機能が豊富」だった。こうした特長を説明し、社員に納得してもらうことで、導入後の定着や利活用も実現できる。導入後の運用にあたっては、先の3つのポイント、すなわち、社員のやりたいが叶えられること、見てくれているという実感、管理されていると感じさせないことに注意して、取り組みを高度化させていけばいい。

 「desknet's NEOでは、映像・音声によるオンライン会議機能や、ビジネスチャットツールChatLuckと連携したコミュニケーションも可能です。desknet's NEO上からワンストップで様々なサービスが利用できるため、うまい管理の実現や働きがいの創出もスムーズにできます」(正木氏)

 最後に正木氏は「今回ご紹介した4つのポイントは、グループウェアに限らず、ITツールすべてに通用する話です。自社のITツールで各ポイントがどう実現できるか、検討してみてください。取り組みがさらに推進しやすくなります。ちなみに、390万人超のユーザー様にご愛顧いただいているグループウェアdesknet's NEOなら、4つのポイントを円満にクリアできます。4つのポイントを押さえながら、自社の働き方改革を推進していきましょう」と語り、講演を締めくくった。

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提供:株式会社ネオジャパン
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