ビジネスの現場で長く使われてきたWindows 7の延長サポートも、2020年1月14日で終了する。新たにWindows 10を搭載したPCを選択する上でぜひ注目したいのは、どこでもストレスなく仕事ができるモバイル性を持ち、それでいてオフィスでは高い生産性を発揮できる拡張性も備えていることだ。もちろん、安全に利用できるセキュリティ機能や管理性の高さも必要だ。さらに持つ人のモチベーションを高められるようなものであれば最高だろう。そんな要望の全てに応えるモデルとしてデルが提案するのが「Latitude 7400 2-in-1」だ。
26時間46分の超長時間利用可能なバッテリーを搭載
自宅や出先のカフェ、公園でのちょっとした休憩中、出張時の新幹線、いまやそうした場所はすべて「仕事をする場」にできなければ困るという時代になっている。Windows 10搭載PCへ乗り換えるにあたっても、当然モバイル性は注目したい。
注意したいのは、軽量かつ小型で持ち歩きが苦にならないというだけではモバイル性が高いとはいえないことだ。軽いけれど短時間しか使えない、小さい分だけ画面もキーボードも小さく作業性が悪いというのでは業務効率化には繋がらないからだ。
「Latitude 7400 2-in-1」で、最初に注目したいのはバッテリー駆動時間だ。4セルバッテリーと6セルバッテリーが選択できるが、6セルバッテリーを搭載した場合の駆動時間は26時間46分だという。

デル
クライアント・ソリューションズ統括本部 クライアント製品本部
フィールドマーケティングマネージャー
飯塚祐一氏
カタログスペックほど長持ちしないと思われるかもしれませんが、デルの場合JEITA2.0での測定ではなくMobile Mark 2014での計測を基準としています。実際に、法人企業の担当者より、「デルではカタログで謳っているスペックと実際の製品のスペックが違わない」というフィードバックをよく頂きます。
「例えばバッテリーの駆動時間は、標準のディスプレイの輝度をどの程度にしておくかに大きく左右される。標準の輝度を暗くしておくほどカタログ上の駆動時間を伸ばすことができるが、デルでは画面のクリアさ、見やすさを重視して標準の輝度を設定している。」
と語るのは、デル クライアント・ソリューションズ統括本部 クライアント製品本部 フィールドマーケティングマネージャーの飯塚祐一氏だ。
外出先で仕事をするにあたって、電源を借りられるカフェ等は便利だが混み合いがちでもある。「Latitude 7400 2-in-1」であれば、電源の有無を気にせず日帰りならACアダプタなどを持ち歩く必要もなく、快適に作業ができる。
「デル エクスプレスチャージなら、急速充電にも対応しています。1時間で約80%の充電が可能。加えて、デルエクスプレスチャージブーストは、15分で約35%までバッテリー充電時間を回復させることも可能であり、外出前の短時間充電でも充分仕事のできる状態が作れます。
LTEにもオプションで対応しており、Wi-Fi環境を探したり持ち歩いたりする必要がなく、気軽にいつでもどこでもネットワークが利用できます」とフレキシブルな作業環境を実現できる用意が調っていることを飯塚氏は語った。
13インチサイズで14インチディスプレイを搭載
もう1つ、モバイル端末につきまとう、小型ゆえの窮屈さというユーザーの悩みにも「Latitude 7400 2-in-1」は応えている。
「Latitude 7400 2-in-1では、13インチノートPCのサイズに14インチのディスプレイとフルサイズのキーボードを搭載し、画面サイズが大きいことで作業効率も向上します」と飯塚氏。
Latitude 7400 2-in-1の筐体サイズは、幅319.77×奥行き199.9×高さ8.57~14.89mm。このサイズに1920×1080ドットのフルHD14インチディスプレイが搭載されている。
キーピッチは19.05mm、キーストロークは1.65mmとストレスなく利用できるフルサイズだ。未だかつて体験したことのない、滑らかなタッチパット操作は、生産性向上に貢献。コンパクトなボディでも窮屈さを感じず、快適に作業できるようになっている。
さらに、薄型PCでは省略されがちなUSB 3.1 Gen1 Type-Aポートが2つ搭載されているほか、HDMI 1.4端子も用意されており、薄型PCでありながら、ユーザビリティを損なわないデザインとなっているのも特徴だ。
本体のディスプレイは分離しないタイプのタブレット兼用モデルであるため、画面を大きく開いた状態でも安定して利用できる。テント型に立てたスタイルでも利用可能だ。閉じた状態から片手でもディスプレイを開ける仕組みになっているなど、どういう状況でもストレスなく利用できる工夫が盛り込まれている。
近づけばログイン、離れればロック、安全・快適・楽しい「Dell ExpressSign-in」
小さな筐体に大画面搭載を可能にするフレームレスデザインは、デルが早くから取り組んできたものだ。コンシューマー向けの「XPS」シリーズでもおなじみだろう。これが、ビジネスモデルである「Latitude」の大きくのモデルに採用されている。
「近距離センサーを内蔵し、人が近づくとPCをスリープから復帰させ、逆に使っているユーザーが離れるとスリープに移行する"Dell ExpressSign-in"を搭載しています。これはインテル Context Sensingテクノロジーで実現しているもので、世界初のPC近接センサーです」と飯塚氏は語る。
1990年代後半に生まれ、2020年には、全世界で労働人口の20%を占めると言われているZ世代。インターネットやテクノロジーに子供のころから親しんできた、デジタルネイティブ。こうした世代が職場に期待することのひとつに"最先端テクノロジーを使用して働くことを望んでいる"といった結果もあり、最新で最先端のデバイスを導入することは、優秀な人材を惹きつけて確保することにも繋がる。何より、ユーザーの負担を軽減するだけでなく、セキュリティを担保する上でも、有効な手段であると言える。
「ビジネスパソコンにも、デザイン性が重視される時代になり、ボディカラーもビジネス感の強いブラックだけでなくシルバーも追加しました(Latitude 7400 2-in-1はシルバーのみ提供)。ビジネスPCということでLatitudeは今まで質実剛健というイメージでしたが新モデルはデザインへのこだわり、今の若い世代が求める、自分らしさを感じられるデザインになっていると思います」と飯塚氏。
管理機能・セキュリティ性はしっかり「ビジネスPC」
長時間利用、大画面、最新の技術、見栄えのするボディとエンドユーザーにとって嬉しい機能が揃った「Latitude 7400 2-in-1」だが、もちろんビジネスモデルとして持つべき高いセキュリティ性や管理性は持っている。
「これまでLatitudeで提供してきた管理機能等はもちろん搭載しています。セキュリティも万全です。たとえば指紋認証(オプション)も搭載可能ですが、この指紋データをどこに格納するかはメーカーごとに違います。デルの場合は以前からControlVaultという専用チップで管理します。現在のセキュリティインシデントは、以前とは異なり防御することだけではなく、侵入されることを想定することが重要です。デルではハードウェアでの防御はもちろん、侵入されたことを想定した、EDRの対策を含めた様々なソリューションを用意し、万全のセキュリティソリューションを提供可能です。」と飯塚氏。
「すべてをひとつに、というキーワードが似合うモデルになっています」と飯塚氏は管理者もエンドユーザーも喜んでいただけるデバイスであることを語ってくれた。
拡張性のある「未来志向」なドッキングステーション「DELL WD19ドッキングステーションシリーズ」
モバイル性が高いノートPCを、オフィスでも万全のものとして活躍させる仕掛けとして「DELL WD19ドッキングステーションシリーズ」も用意されている。モバイルPCに対応するドックにはさまざまな形状があるが、これはシンプルなボックス型だ。コンパクトでデスクに設置しやすい形状な上に、別途マウントをつければデスク下やモニタ背面に設置できるのが魅力だ。

「Latitude 7400 2-in-1」をUSB Type-Cケーブルで接続すれば、外部ディスプレイや各種周辺機器の接続がスムーズにできる。ディスプレイを接続しておけば、デスクではデュアルディスプレイ環境でより生産性を向上させられる。

デル
APJ Client Peripherals CoC Japan
Country Product Line Manager
染羽英夫氏
「シングルUSB-Cで接続するWD19、Thunderbolt 3対応のWD19TB、より大きな電力給電を必要とするモバイルワークステーション利用にも対応するWD19DCの3モデルを用意しました。また今後のデバイス利用状況の変化に応じて、ドッキングステーション本体を交換しなくても、今後販売予定のモジュラーを組み替えることで、例えばWD19をWD19TBへとアップグレードできるモジュラー型なのが、これまでになかった大きな特徴です。
WD19TBはThunderbolt3対応でないUSB-Cポートのデバイスにも対応できるので、今後Thunderbolt3デバイスを利用する可能性を考えるのであれば、WD19TBがオススメです。しかしまずはWD19を導入し、Thunderbolt 3対応のデバイスを利用する状況になった時に、モジュラー部分を組み替えてアップグレードするといった、柔軟で合理的な使い方もできます。
まさに未来を見据えた、私達が提案する未来志向のドッキングステーションが今回のWD19シリーズです。」と語るのはデル APJ Client Peripherals CoC Japan Country Product Line Managerの染羽英夫氏だ。
「WD19」はフルサイズのDisplayPort1.4×2に、HDMIポート×1を搭載しており、多くのデバイスでFull HD x 2台、またはQHD x1台のディスプレイが接続できる。最大130Wの電力をデバイス側に供給するWD19、またWD19TBには、1時間に80%の充電を可能にするデル エクスプレスチャージが搭載されているため、急ぎの充電が必要な時に便利。さらにUSB-A 3.1×3、USB-C x 1等を備え、新旧さまざまな周辺機器を利用できる。USB-CマルチファンクションDisplayPort(MFDP)もあるのでUSB-C モニタとの接続もできる。
「WD19TB」はこれにThunderbolt 3ポートを追加。「WD19DC」は最大210Wをデバイス側に電力供給できる能力を持つ。Dellモバイルワークステーション7530、7540、7730、7740と互換があり、USB Type-Cケーブル2本で接続することで最大210Wの電力を給電する事ができる。
「WD19DCの接続ケーブルはマグネットで分割しシングルUSB-Cにできますから、モバイルワークステーションではないPCでも利用できます。例えばオープンスペースに設置して異なるデバイスを持つ利用者がいても、必要に応じて利用できるメリットがあります。またWD19シリーズのドッキングステーションで特徴的なのは、単一ファームウェアを利用し、導入、管理において効率化できる事です。そしてMacアドレスパススルー機能、PXEブート、Wake-on-LANといった法人に求められる機能も組み込んであります」と染羽氏はIT管理者にとっても扱いやすい製品であることを強調した。
PC本体を守る専用スリーブ&丈夫でオシャレなビジネスバックパックも完備!
「Latitude 7400 2-in-1」をオフィスで使うことをサポートするのが「DELL WD19ドッキングステーションシリーズ」なら、外出をサポートするのが専用スリーブ「Dell Premierスリーブ14」であり、「Dell PC Backpack & Briefcase」だろう。

「Dell Premierスリーブ14」は暖かみのあるヘザー グレーの素材に革をあしらったデザインで、「Latitude 7400 2-in-1」がすっきり収まるケースだ。内張はマイクロファイバーで移動時の擦り傷等を防ぎ、外部は撥水加工で水濡れも防ぐ。159gと軽量ながら、衝撃からも水からも本体を守ってくれるスリーブケースだ。
そして「Dell PC Backpack & Briefcase」シリーズには、バリスティックナイロンをメイン素材とした丈夫で高級感のあるビジネスバッグも揃っている。それでいて、染色時の排水量を90%削減、Co2排出量を62%削減、エネルギー消費を29%削減と環境に配慮した製造工程を持つエコなバッグでもある。
「特にオススメしたいのが"Dell Premier スリムバックパック 15"です。バリスティックナイロンのボディに本革をあしらった高級感が自慢ですが、なによりもマチがわずか12cmというスリムぶりに注目していただきたいですね。持ち運びに楽なバックパックで、日本の満員電車でも邪魔にならないという作りです」と語るのは、デル クライアント・ソリューションズ統括本部 クライアント製品マーケティング本部 フィールドマーケティングマネージャーの嘉山よし子氏だ。
男性のみならず、小柄な女性が持っても不自然ではないコンパクトさながら、しっかりとPCや周辺機器が収納できる。本体内部にはペンホルダーやポケットも用意されているため、必要な荷物がさっと取り出せるのも魅力だ。さらに外部バッテリーを入れるメッシュポケットが用意されており、充電用ケーブルを内部でPC格納用のポケットへと接続できるつくりになっている。

「バッグの底部にはEVAフォームが入っており、すとんと入れた時やバッグを置いた時の衝撃からPCを守ります。チャージパススルー機能で充電しながらの移動も快適ですから、モバイルバッテリーを使えば、バッテリー切れの不安も解消できます」と嘉山氏。スリムバッグとはいえ容量は15lあるため、資料等の持ち歩きはもちろん、スリムな弁当箱を持った通勤や一泊程度の出張には十分対応可能だろう。
「見た目や機能に比べて価格はとても抑えられています。これはグローバルでとても売れているため、大量に作っているからです。海外ではこれを持っているのがステータスという国もあるほどで、偽物が出回るほどの人気。ぜひ快適さを体験していただきたいですね」と嘉山氏はアピールした。

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