働く「場所」はどこまでデジタル化していくのか多様な働き方に適応するワークプレイスとは生産性向上のヒント:第1回

クラウドやモバイル、IoTやRPAといったデジタルテクノロジの進化に加え、企業にとっては深刻な問題となる労働力人口の減少と多様な働き方への対応など、時代は常に変わっていく。

しかし、時代は変わっても、企業にとって組織の生産性向上が優先課題であることは長らく変わっていない。そこで、昨今の働き手の多様化による働き方改革のひとつの解として、働く場所=ワークプレイスに注目した。

これからのワークプレイスについて考えたとき、多くの企業で早期から注目され導入されてきたグループウェアがテクノロジとニーズを常に取り込んで、組織の生産性向上に寄与してきていることに気付く。現在のグループウェアがどのような解決策を提供するのか、あらためて見直してみたい。

 この20年、仕事でPCやメールを使うことは、すっかり当たり前になった。それに伴って、アナログだった業務のデジタル化が進み、社員の働き方も大きく変化した。その一翼を担ってきたのが、グループウェアである。主に情報共有を目的とした業務効率化から始まって、ネットワークの速度向上や、クラウドやモバイルの進化によってもたらされた業務時間の拡張、さらにはSNSの登場による会話レベルのコミュニケーションを実現してきた。

株式会社アイ・ティ・アール(ITR)
取締役/シニア・アナリスト 舘野真人氏
株式会社アイ・ティ・アール(ITR)
取締役/シニア・アナリスト
舘野真人氏

 とはいえ、グループウェアの導入と活用について十分に浸透していない一面もある。スケジューラや社内掲示板など、すでに利用している個別機能の活用に留まっていたり、10年以上前に決めたルールの使い方をそのまま温存していたりする場合も少なくない。

 そこで、グループウェアの最大の特徴である、組織の生産性向上を実現する最適なソリューションという基本にもう一度立ち返ってみたい。

 現在の組織活動に求められる働き方の変化と、それを支えるグループウェアの活用方法に焦点を当てて、企業でのITの活用状況を調査してコンサルティングサービスを提供している株式会社アイ・ティ・アール(ITR)の取締役/シニア・アナリストである舘野真人氏にTechRepublic Japan編集長の田中好伸が話を聞いた。

現在のグループウェアは、どのようなツールになっているのか。

――グループウェアといえばスケジューラや社内掲示板といった印象を持つ人が少なくないと思いますが、現在のグループウェアは、どのような特徴があるのでしょうか。

 ここ10年くらいでみると、モバイル化とクラウド化というキーワードで、グループウェアの見直しが進んできました。また、ここ1~2年は、働き方改革といったテーマで見直しを進める例もあります。Office 365がウェブ会議やファイル共有、メッセンジャーといった多くの機能を盛り込んだことで、結果的にユーザーから見ると、グループウェアの適用範囲が広がってきていると感じています。

――製造業の現場、小売りやサービス業の店舗など、これまでグループウェアを使っていなかった場所でも、モバイルの活用で利用が広がっている印象を受けます。こういったテクノロジによって、仕事の進め方も具体的に変わってきているのでしょうか。

 たしかに新しい現場に広がっている面はあるのですが、実は、仕事のやり方は変わっていない面もあると思っています。

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  • グループウェアを使いこなせている企業とそうでない企業の違いは?
  • 情報システムはIT投資から取り残されている?
  • デジタルワークプレイスの役割とは?

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