OS

Linux 101:「Linux」でユーザーにsudo権限を付与するには

「Linux」マシンのユーザーを管理者に「昇格」させて、sudo権限を付与する方法を解説する。

 「Linux」マシンのほとんどのユーザーは、さまざまな目的でサービスやディレクトリーを使用する非管理者かもしれない。しかし、それらのユーザーの1人を管理者に「昇格」させて、sudo権限を付与することが必要になる場合もある。

 どうすればそれを実行できるのだろうか。

 昔は、sudoersファイルを編集する必要があった。それは今でも可能だが、あえてやる必要はない。それよりもはるかに簡単かつ信頼性の高い方法で、標準ユーザーを昇格させて、sudo権限を付与することが可能だからだ。本記事では、その方法を紹介する。

 「Ubuntu」ベースと「Red Hat」ベースの両方のディストリビューションを使って説明を進める(具体的には、「Ubuntu Server」と「AlmaLinux」)。本記事を読めば、この手順が極めて簡単であることに驚かれるはずだ。重要なのは、それらのユーザーを適切なグループに追加することである。まず、Ubuntu Serverでの手順を紹介する。

Ubuntu Serverでユーザーにsudo権限を付与する方法

 マシンにログインした後、以下のコマンドで、対象のユーザーをsudoグループに追加する。

sudo usermod -aG sudo USER 

 USERはそのユーザーの名前だ。

 これが完了した後、対象のユーザーがログアウトして、ログインし直すと、変更が有効になる。

Red Hatベースのディストリビューションでユーザーにsudo権限を付与する方法

 Red Hatベースのディストリビューションでは、wheelグループを使用するので、コマンドは以下のようになる。

sudo usermod -aG wheel USER 

 USERは、追加するユーザーの名前だ。ここでも、対象のユーザーがログアウトして、ログインし直すと、変更が有効になる。

ユーザーをグループから削除する方法

 ユーザーをそれらのグループから削除したい場合、コマンドは以下のようになる。

sudo gpasswd -d USER GROUP

 USERはそのユーザーの名前で、GROUPは対象となるグループだ。

 説明は以上だ。標準ユーザーを昇格させて、sudo権限を付与することに無事成功した。これは、信頼できるユーザーに対してのみ行うようにしてほしい。悪意あるユーザーにsudo権限を付与したら、深刻な問題が発生するおそれがあるからだ。

提供:iStockphoto/Elena Kalashnik
提供:iStockphoto/Elena Kalashnik

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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