人事・労務

ハイブリッドワーク時の技術的問題で時間浪費--週2時間以上が36%

リモートやハイブリッドでの仕事に移行すると、技術的問題に対するサポートが受けづらくなる可能性がある。最新の調査では、リモートワーカーの約40%が技術的問題に週2時間以上を浪費しているという。

 私たちの多くは、オフィスプリンターの故障や遅いインターネット接続のために作業中の仕事が滞ったりするのがどんなにいら立たしいかを知っている。リモートやハイブリッドで仕事をする人の割合が職場の大半を占めるようになっても、このような技術的問題が仕事場からなくなるわけではない。むしろ、発生場所がオフィスから家庭へと移り、多くの場合、技術サポートが受けづらくなる可能性がある。

 技術が在宅勤務に与える影響をさらに把握するため、Office Depotは調査を実施し、19歳から84歳までの米国労働者1000人以上を「Amazon Mechanical Turk」で募って回答を得た。内訳はリモートワーカーが最も多く(44%)、次いでハイブリッドワーカー(37%)、そして、オフィスワーカー(19%)となっている。調査対象者は、いかに技術的なニーズに自宅で対処しているかを回答しており、その内容としては、仕事で必要な技術、それに対する勤務先からの金銭的支援の有無、発生している技術関連問題の種類、技術や仕事に関する習慣が効果とウェルビーイングに与える影響などがある。大半の回答者(96%)は、仕事が何らかの技術に依存していると述べている。

 3分の1以上の回答者(38%)によると、技術関連の出費が勤務先で経費として認められていないという。回答者が主に仕事で使っているのはノートPC、デスクトップPC、スマートフォンで、スマートフォン以外のこれらデバイスの多くは勤務先の支給品となっている。大半の企業では、仕事で使われるスマートフォンやタブレット、ヘッドフォン、電子書籍リーダーを支給していない。

 インターネット速度は重要な問題で、接続性は非常に多くの日常業務に影響しており、その範囲はメールのやりとり、共有ファイルのダウンロード、「Zoom」での会議に及ぶ。その一方で、4人に1人は、インターネットを自ら高速化する必要があり、その費用は自分で払ったとしている。

 今回の調査は、職種ごとの費用も集計している。業界ごとの平均的な費用は次のようになっている。

  • 情報サービス:495ドル
  • 他のビジネス:461ドル
  • プロフェッショナルサービス:393ドル
  • 教育:389ドル
  • 医療:378ドル

 技術的問題の解決は、多くの場合、オフィスの方が容易であるが、自宅オフィスで使われる技術(多くの技術同様、アップグレードが必要となる)の場合、従業員自身で対処しており、これは障壁となる場合がある。古くなった技術は問題の1つとして挙げられ、ユーザーエラーとしては飲食物をこぼす(作業用デスクとしてキッチンのテーブルを代用しているなら発生する確率がより高くなるだろう)がある。

 従業員が、問題のある技術に我慢の限界を感じているなら(ページの読み込みに2秒かかるだけで、人はすぐにそうなる)、このようないら立ちは、最終的に燃え尽き症候群、さらには退職の原因にもなると調査は述べている。

 技術的な問題によって労働者全てが時間を浪費にしている。19%のオフィスワーカーは2時間以上を週に浪費にしていると回答しており、この割合は、ハイブリッドワークに移行すると増え、36%のハイブリッドワーカーが同様の回答をしている。

提供:iStock/rawpixel
提供:iStock/rawpixel

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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