PC・モバイル

「Chromebook」の有用性--コスト、機能、性能面でのメリットを考える

「Chromebook」の重要度が高まっている。コスト、機能、パフォーマンスの面で、常用のノートブックの候補になり得る理由を説明する。

理由はコストだけではない

 もちろん、Chromebookを採用すべき理由は、初期費用だけではない。結局のところ、Windows 10は米国時間2025年10月14日までサポートされる。それは十分な時間だ。Chromebookには間違いなく他の利点もある。

 Chromebookを初期の頃に試した人の結論は、単なるブラウザー以上のものが必要であり、常時接続が必須のノートブックは購入に値しない、というものかもしれない。そのような人に対して、今すぐお伝えしたいことが2つある。

  1. 現在のChrome OSは、「単なるブラウザー」以上のものだ。AndroidアプリやLinuxアプリを実行できるし、Androidデバイスとの連携がさらに簡単になる追加機能を利用することができる。
  2. インターネット接続はあらゆる場所で利用可能だ。居住地や勤務地にインターネット接続がないという人は、そもそもコンピューターを使っていないだろう。その上、Chrome OSはオフラインでも機能する。

 筆者は2つのChromebookを所有している。2015年の「Pixel」(現在は販売終了)と2019年の「Pixelbook」だ。その両方を今でも大いに活用している(Pixelのスクリーンとキーボードを見限ることができない)。各ChromebookでAndroidアプリとLinuxアプリの両方を実行しているため、使いやすさが高まっている。筆者はこれらのChromebookがあれば、ほとんど何でもできる(動画編集は重要な例外だが)。

 次は、コストだ。ASUSが販売しているWindowsとChrome OSのハイエンドノートブックについて考えてみよう。

 ASUSの「ProArt StudioBook Pro 17」は「Intel Xeon E-2276M」を搭載しており(このマシンの最上位の構成ではない)、販売価格は約1万ドルだ。このマシンはWindows 11をサポートする。一方、ASUSの「Chromebook Flip CM5」は、CPUがAMDの「Ryzen 3 3250C」で、500ドル弱で購入できる。

 WindowsノートPCに1万ドルを費やす人は、ほとんどいないだろう。平均的なユーザーはおそらくChromebookに500ドル払うのを渋るだろうが、数カ月分の住宅ローンに相当する金額をノートPCに投じるくらいなら、500ドルのChromebookを買う方がいいと思うはずだ。

 同じ価格帯のノートブックの購入について検討する場合はどうだろうか。ノートブック購入の予算が500ドルだとしよう(多少の税や送料は考慮しない)。今後何年にもわたって優れたパフォーマンスを発揮するASUSのハイエンドChromebookを購入することもできるし、ローエンドのWindowsノートPCも買えるが、後者は新しいWindows 11にアップグレードできるかどうか分からず、おそらくパフォーマンスは低めだろう。

どちらを選ぶべきか

 賢明な人なら、Chromebookを選ぶはずだ。非常に高速で、Windowsを悩ませるマルウェアなどの厄介な問題を回避でき、ストレスのない体験を得られることが分かるだろう。

 確かに、Chromebookは万人向けではないが、大部分の時間をウェブブラウザー内で過ごす平均的なユーザーにとっては申し分ないノートブックだ。発売当初、非常に多くの人がChrome OSはおもちゃでしかないと考えたが、それが間違いであることがはっきりと証明されている。Googleは、人々が実際に必要としていたものを作り出した。しかも、人々がそうしたニーズの存在を認識さえしていなかったときに、それをやってのけた。Chrome OSはGoogleのクラウドツール群と非常にシームレスに統合されているため、多くの人が簡単に使用を開始できる。

 Chromebookは、今日のユーザーにとって賢明な選択肢だ。安価で使いやすく、パフォーマンスが優れており、競合製品よりもはるかに長期間使用できる。新しいノートブックを買いたいと思っていて、この素晴らしいモバイル製品にまず目を向けていないなら、注意が足りないということになるだろう。

提供:Jack Wallen
提供:Jack Wallen

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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