人事・労務

ハイブリッドワークを効果的に--企業のリーダーたちが考慮すべきこと

企業は、リモートとオフィスでの勤務を組み合わせたハイブリッドモデルに移行しようとしているが、リーダーたちは、この新しい働き方について、両方の良くない側面を組み合わせたものにしないよう考える必要がある。

 何度かの試行錯誤を経て、私自身の会社を含め、私が話を聞いたほとんどの企業が、リモートワークとオフィス出勤を組み合わせた何らかの形へ移行し始めている。その結果、出張者は空港に戻りつつあり、オフィスも再開されるようになってきている。

 多くの企業はリモートワークの良い面と、オフィス出勤の醍醐味を組み合わせた新たな働き方モデルを構想している。中には100%リモートワークから100%オフィス出勤まで、社員個人が望む範囲で働くよう、「自分の冒険を選ぶ」ことができると提案する企業まである。こうした構想は、家族との時間を増やしたり、通勤時間を短縮したり、スケジュールを柔軟にしたりといったリモートワークの利点を保ちながら、画面上のテレビ番組「ゆかいなブレディー家」のような顔のグリッド表示(1970年代に放映された米国のコメディードラマで、オープニングテーマで登場人物の顔が現代のビデオ会議画面のように、それぞれ枠の中に映し出された)よりも、3次元で同僚と交流することから得られる生産性や社会的利益も加えられることを示唆している。

ハイブリッドワーク:手に負えない理想郷?

 パンデミックをきっかけにしたリモートワークへの移行は、ほとんど計画されていない状態から慌てて実行されたものだったが、生産性は期待を上回るものだった。ほとんどの場合、雇用主はリモートで働く従業員の生産性が同等か、あるいはそれ以上であると考えており、その理由の1つとして、リモートワークの常時接続という性質が挙げられているという事例証拠がある。誰もが立て続けのビデオ通話を続ける日々を経験し、トイレに行く時間さえほとんどないような状態で、私自身もリモートワークによる気分の落ち込みという急性症状に悩まされたことがある。朝から晩まで次から次へと「Zoom」通話を繰り返し、ふらふらに疲れ果てた数週間後には燃え尽き症候群となって意欲がなくなり、イライラが募るというのは、同僚も同じだった。

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