コラボレーション クラウドサービス

Google Workspaceの「Smart Canvas」--コラボレーションの柔軟性と双方向性を強化

「Google Workspace」が「Smart Canvas」によって大幅にアップデートされた。Smart Canvaは、クラウド上でのコラボレーションの柔軟性と双方向性を高めるためのワークプレイス向けソフトウェアスイートの新しい製品体験である。

 「Google Workspace」が「Smart Canvas」によって大幅にアップデートされた。Smart Canvaは、クラウド上でのコラボレーションの柔軟性と双方向性を高めるためのワークプレイス向けソフトウェアスイートの新しい製品体験である。

 Smart Canvasは新製品というよりも、Google Workspaceの広範なアップデートであり、多くの人気リモートワークアプリやツールとの統合を強化するものだ。基本的にSmart Canvasは、オールインワンの生産性テンプレートとして開発され、さまざまなアプリやツールを一つのドキュメント(「キャンバス」と呼ばれる)にまとめる。

 この考えの根底にあるのは、分散したチームにとってクラウドでの共同作業が頭痛の種にならないようにすることであり、顧客が複数のアプリを行き来することなくファイル、人、会議をプロジェクトに容易にリンクできるようにすることである。

 Google Workspaceの責任者であるErika Trautman氏は次のように語る。「パンデミックの間、何百万人もの従業員が同僚との物理的な距離を埋めるため、より多くの時間を割けるようにし、無数のオンライン会議に参加し、目まいがするような数のツールやアプリケーションに身を委ねた」

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 「Smart Canvasを使って、Google Workspace全体でつながりを深め、コラボレーションをあらゆる場所で変革していく」(Trautman氏)

 Smart Canvasの中心にあるのは、3つの新たな「インタラクティブな構築要素」(スマートチップ、テンプレート、チェックリスト)で、リンク付けや共有が共同作業するユーザーに対して容易になっている。

 例えば、スマートチップは、@メンションを挿入することで、おすすめの人、ファイル、会議に素早くリンク付けできる。これらの人々は、タブを切り替えたり、現在見ている画面から移動させられたりすることなく、リンクされたファイルやドキュメントをウェブやモバイルから素早くプレビューできる。

 同様に、Smart Canvasでは、アクション項目を他のユーザーに割り当てるのに使用可能なチェックリストを素早く挿入できる。このアクション項目は「Google Tasks」に表示され、誰もがプロジェクトのTo Doリストを簡単に管理できるようになる。

 一方、表のテンプレートも、チームのフィードバックを集められるトピック投票用の表や、プロジェクトの更新状況をその場で確認できる機能が追加される。また、会議の記録を取るためのドキュメントテンプレートには、出席者のスマートチップや添付ファイルなど、「Calendar」の会議招待状から関連情報が自動的に取り込まれるようになる。

 Google Workspaceに加えられたその他のアップデートは、異なる型のデバイス間でのユーザー体験を最適化し、一貫性を強化するよう設計されている。例えば、「Google Docs」の新たなページレスフォーマットでは、ページの境界がなくなり、ユーザーが作業しているデバイスや画面に合わせて拡大されるスペースが作られる。これは特に、大きな画像や表、詳細なコメントを含む文書を扱う際に役立つ。

 同様に、ユーザーは「Google Sheets」の新たなビューを切り替えることで、ウェブやモバイルデバイス上でのデータのやり取りが簡単にできるようになる。タスクの追跡を容易にするタイムラインビューが最初から含まれており、ユーザーはプロジェクトに応じて最適な属性(所有者、カテゴリー、キャンペーンなど)に基づいてデータを整理することが可能になる。

 Smart Canvas機能も「Google Meet」に統合され、参加者が会話中の文書やその他のコンテンツを取り出したり、その逆ができたりすることで、会議中のコラボレーションを容易にすることを目指している。

 米国時間5月18日よりDocsやSheets、「Google Slides」にあるコンテンツを、同じチームのメンバーとのGoogle Meetコールに提示できるようになる。2021年秋には、Googleのビデオ会議アプリと生産性向上アプリの統合が強化され、ウェブ上のDocs、Sheets、Slidesから会議を直接開始できるようになる。これにより、ユーザーはプロジェクトに参加しながら、リアルタイムでチャットすることが可能になる。

 Google Meetでは向こう数カ月以内に、英語のライブ字幕のスペイン語、ポルトガル語、フランス語、ドイツ語への翻訳をはじめ、字幕機能や文字起こし機能が追加される予定だ。

 また今後数カ月のうちに、Google Workspaceのユーザーは、Docsで新たに記述支援機能を利用できるようになる。この機能は他の用途の中でもとりわけ、書き手が不快な言葉や言い回しを使ったときにフラグを立てたり、ユーザーが文章を引き締めるのに役立つ文体的な提案をしたりする。

 同様のインテリジェントな提案がSheetsにも登場する。数式提案の形ではあるが、間違いを減らし、ユーザーがデータから洞察を得やすくすることを目的とする。

 Trautman氏は次のように述べている。「Google Workspaceでは、Smart Canvasが次の時代のコラボレーションを推進している中、私たちは柔軟で便利なソリューションを提供し、あらゆる業界の組織のイノベーションを促進することに尽力し続けている。現場でも、企業のオフィスでも、そしてその中間にある無数の職場環境でも、Google Workspaceは仕事の進め方を変革し続けていく」

提供:Google
提供:Google

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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