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「Linux」でコマンドの出力をファイルに送信するには

「Linux」のコマンドラインでコマンドを実行した後、出力が非常に高速に表示されるため、タスクの実行に必要なすべての情報を確認できないこともある。そのような場合の対処として、出力をファイルに送信する方法を解説する。

 「Linux」コマンドラインの世界に足を踏み入れたばかりの人なら、それが目を見張るほど強力であることをご存じのはずだ。実際、コマンドラインインターフェースから実行できることには、限界がない。しかし、コマンドを実行した後、出力が非常に高速に表示されるため、タスクの実行に必要なすべての情報を確認できないこともある。

 何らかの情報を表示するコマンドの場合は、特にそうだ。リモートで作業している場合や、出力を上にスクロールして見直すオプションが許可されていないハードウェアを使用している場合は、どうすればいいのだろうか。

 コマンドをパイプでlessなどに渡せば、出力を閲覧することはいつでも可能だ。コマンドの出力が長すぎる場合や、後で閲覧できるように保存する必要がある場合、あるいは、誰かと共有してセカンドオピニオンを得る必要がある場合は、どうすればいいのだろうか。

 そうした場合は、コマンドの出力をファイルに送信するといい。この機能は、非常に簡単に実行可能で、信じられないほど便利だ。以下でその手順を紹介する。

 ここでは、単純なip aコマンドを使用して、インターネット接続に関するすべての情報を一覧表示する。ip aコマンドを実行すると、すべてのインターフェースのあらゆる情報が表示される。インターフェースが数個しかない場合は、何の問題もない。

 仮想インターフェースやコンテナーも扱っている場合は、かなり大量の情報が表示される可能性がある。その場合は、出力をファイルに送信する必要がある。

 これを行うには、以下のようなコマンドを実行する。

ip a > output_filename

 output_filenameは、作成したいファイルの名前だ。

 その後、ファイルの内容を確認したり、電子メールに添付したりできる。そのコマンドを再度実行すると、ファイルの内容が新しい出力で上書きされる。出力をファイルの最後に追加したい場合(コマンド出力の複数のインスタンスを1つの場所に保持できるようにするため)、コマンドは以下のようになる。

ip a >> output_filename

 追加する場合は、以下のように、新しいセクションの先頭に日付を追加しておくと便利だ。

date >> output_filename && ip a >> output_filename

 これにより、次のip a出力の前にタイムスタンプが挿入される。

 Linuxでコマンドの出力をファイルに送信する方法の解説は、以上である。

提供:Jack Wallen
提供:Jack Wallen

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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