OS

Linux 101:ファイルやフォルダの名前を変更するには

この連載では、「Linux」初心者が同OSに関する知識を深めるお手伝いをする。今回は、ファイルとフォルダの名前の変更について紹介する。

 この連載では、読者の皆さんが「Linux」に関する知識を深めるお手伝いをする。同OSの初心者は、かなり多くの基本的なタスクの実行方法を学習する必要がある。そうしたタスクの1つがファイルとフォルダの名前の変更だ。

 システムに便利な名前変更コマンドが組み込まれているはずだと思っている人もいるかもしれない。確かに、そうしたコマンドは存在するが、それは皆さんが想定しているものとは異なる。ユーザーは、ファイルやフォルダの名前を変更する代わりに、mvコマンドを使用して、ファイルやフォルダをある名前から別の名前に移動する必要がある。このタスクは極めて簡単だ。

 例えば、「script.sh」という名前のファイルがあり、名前を「backup.sh」に変更したいとしよう。それを行うには、以下のコマンドを実行する。

mv script.sh backup.sh

 1つ目のファイル名は元の名前で、2つ目のファイル名は新しい名前である。非常に簡単だ。フォルダの場合も同じである。「project」という名前のフォルダがあり、その名前を「python_projects」に変更したい場合は、以下のコマンドを実行する。

mv projects python_projects

 mvコマンドには、(単純さのほかにも)優れた点がある。元のディレクトリー属性が保持されるため、ユーザーはアクセス許可や所有権などの再割り当てに頭を悩ませる必要がない。sudo権限でコマンドを実行しても、ディレクトリーの所有権がrootに変更されることはない。

 便利な機能は、ほかにもある。ファイルを同じディレクトリーに残す必要がないことだ。script.shがホームディレクトリーにあり、その名前を「backup.sh」に変更して、同時に/usr/local/bin/に移動したい場合も、先ほどと同様、以下の簡単なコマンドで実行できる。

sudo mv script.sh /usr/local/bin/backup.sh

 sudoを使用する必要があるのは、/usr/local/binディレクトリーがrootによって所有されているため、標準ユーザーにはファイルをそのディレクトリーに移動する権限がないからだ。

 Linuxのコマンドラインからファイルやフォルダの名前を変更する方法の説明は、以上である。この新しいスキルを存分に活用してほしい。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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