RPA OCR

「RPA」から見えてくる業務プロセス効率化の未来

PCでの定型作業を自動化できるものとして「RPA」が活用されている。企業でのRPAの活用状況をみていると、業務プロセスのデジタル化をどう進めればいいのか、その将来像が見えてくる。

 「競合製品の価格を調べるために、主要なECサイトでコピペして表計算ソフトに貼り付けて上司に提出」「外勤営業の活動状況を報告するために、営業担当者1人ずつ製品ごとや取引先ごとに数字を聞いて、その上で営業担当者ごと、製品ごと、取引先ごとの数字をまとめてグラフ化する」――。

 やることが決まっている定型作業を日次や週次、あるいは月次でやることを想像すると、うんざりするかもしれない。こうした決まり決まった定型作業を自動化できるものとして日本企業でも活用されるようになっているのが、ロボティックプロセスオートメーション(RPA)ソフトウェアだ。直近だけでも、以下のような事例が報道されている。

手書きの帳票をどう処理するか

 RPAで人間の手による手作業を機械化、自動化できるが、従来課題とされていたのが、人間が入力した手書き文字をどう処理するか、だった。枚数が大量で、枠が固定された定型の帳票にあるコンピューターで入力された文字や数字であれば、従来の光学文字認識(OCR)で対応できるようになっている。紙の枚数が大量なだけに、システム化できればメリットを得られるからだ。

 一方で、数は大量でも、従来のOCRでは効率よく処理できなかったのが、手書き文字を対象にしたOCRだ。手書き文字であるだけに機械がどんな文字なのかを認識するのか、つまり正答率が低すぎるために、「人間が入力して確認した」方が効率がいいとされていた。

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