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「Excel」テーブルオブジェクトの操作を効率化--便利なショートカット6選

「Microsoft Excel」のテーブルオブジェクトでは、通常の範囲データにはない機能を多数利用できる。テーブルオブジェクトの操作に有用な6つのショートカットを紹介する。

 「Microsoft Excel」で何かを選択するショートカットについては、よく知っている人も多いだろう。テキスト、文、段落全体などを選択するショートカットが複数存在するので、ショートカットがテーブルオブジェクトにも対応することは、大きな驚きではないはずだ。本記事では、テーブルオブジェクトでの作業用の6つのショートカットを簡単に紹介する。要素を選択するものもあれば、行や列の挿入や削除を実行するものもある。どれもテーブル内でのみ機能するショートカットだ。

 テーブルをよく知らない人は、通常の範囲データを扱うときには利用できない柔軟性や機能の多くを逃している。簡潔に説明すると、Excelのテーブルは、セル範囲ではなくデータセット全体を扱う定義済みのグリッドだ。テーブルも長方形のデータ範囲ではあるが、以下の3つの重要な特徴がある。

  • テーブルオブジェクトは自動的に展開されて、新しいデータを処理する。
  • テーブルオブジェクトは、構造化参照と呼ばれる特殊な数式構文を使用する。この参照を詳しく知れば、数式の記述と維持が簡単になるだろう。
  • テーブルオブジェクトは、並べ替えやフィルタリングなど、データを操作するためのさまざまな機能をサポートする。

 筆者は「Windows 10」の64ビット版システムで「Microsoft 365」を使用しているが、古いバージョンを使っても構わない。作業用のデータは自分で用意してもいいし、デモ用の.xlsxファイルや.xlsファイルをダウンロードしてもいい。これらのショートカットには、ブラウザー版で機能するものもある。

Excelでテーブルを作成する方法

 テーブルを作成するには、データセット内の任意の場所をクリックして、「Ctrl」+「T」を押す。表示されたダイアログで、必要に応じて、「先頭行をテーブルの見出しとして使用する」にチェックを入れるか、またはチェックを外してから、「OK」をクリックする。これを実行すると、図Aのように、データの書式が再設定され、見出しセルにオートフィルターが追加される。あるいは、「挿入」タブをクリックした後、「テーブル」グループの「テーブル」をクリックしてもいい(「Ctrl」+「T」ショートカットはブラウザー版では機能しない)。

図A

Excelはさまざまな機能と柔軟性をテーブルオブジェクトに追加する。
Excelはさまざまな機能と柔軟性をテーブルオブジェクトに追加する。

1. テーブルを選択する

 テーブル全体を選択するには、テーブル内をクリックして「Ctrl」+「A」を押すのが最も簡単だ。これでデータが選択されるが、見出しは選択されない。他にも「テーブル名」コントロールを使用する方法がある。テーブルを作成すると、そのテーブルを表す名前付き範囲がシートに自動的に追加される。テーブル内をクリックした後、「テーブルデザイン」コンテキストタブをクリックしよう。リボンの左端に「テーブル名」コントロールがあり、選択したテーブルの名前がそこに表示される。これらの名前を覚えておきたい場合は、「F5」キーを押してテーブルの名前を入力するか、「テーブル名」ボックス(「テーブルデザイン」タブの左側)にテーブル名を入力する。「テーブル名」コントロールを使用して、テーブルの名前も変更できる。数式やVBAでテーブルを参照する場合は、テーブルに意味のある名前を付けるといいだろう。

 マウスを使用する場合は、テーブルの左上をクリックする。マウスを近づけると、図Bのように、ポインターが角を指し示す直線の矢印に変わる。1回クリックすると、データが選択される。2回クリックすると、データと見出しが選択される(マウスで選択するこのテクニックは、ブラウザー版では機能しない)。

図B

この矢印が表示されたらクリックしよう。
この矢印が表示されたらクリックしよう。

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