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ワークマン、1万3000品目の発注を自動化--平均在庫量を維持、欠品を抑制

ワークマンが1店舗あたり約1万3000品目となる発注業務を自動化するシステムを採用。平均在庫量を維持しながら、欠品を抑制できるとともに、30分かかっていた発注業務を2分に短縮できるという。

 全国で作業服、アウトドアウェアを取り扱う906の小売店舗を展開するワークマン(台東区、従業員数305人)は、「Hitachi Digital Solution for Retail/AI需要予測型自動発注サービス」などを活用した約10万品目の発注業務を自動化するシステムを採用。

 2021年3月から2店舗に先行導入、適用を拡大していくという。4月19日、システムを開発した日立製作所が発表した。

 約10万品目、1店舗あたり約1万3000品目となる発注や在庫は、熟練担当者による予測で管理。商品ごとの過去の在庫、発注、販売や天候、イベント情報といった複雑な条件から経験やノウハウをもとに、1日あたり約30分かけて発注していたという。

 労働力不足に備え、適切な在庫確保とタイムリーな商品を入れ替えができる発注、在庫管理業務の自動化システムが必要だったとしている。

 AI需要予測型自動発注サービスをベースに需要予測、販売実績などのデータから商品別の発注計画作成、調整が可能な「SynCAS」を組み合わせ、ワークマンの商品特性を考慮した独自機能を追加。

 商品の販売累計が一定数を超えた時や最低在庫量を下回った時に自動で発注可能、在庫回転率の低い定番商品向けの「自動補充型アルゴリズム」と、商品や天候などの複雑な条件を考慮しつつ需要量を算出する「AI需要予測型アルゴリズム」を動的に切り替えできるという。

システム概要イメージ(出典:日立製作所)
システム概要イメージ(出典:日立製作所)

 3店舗、31品目を対象にしたシミュレーションでは、店舗棚割に合わせて平均在庫量を維持しながら、欠品を抑制。各店舗では毎朝システムが推奨した発注量を確認、確定ボタンを押すだけで発注作業が完了し、約30分の作業は2分に短縮できると説明。

 11月までに450店舗に導入しつつ、国内全ての約900店舗へも順次展開するとしている。

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