ウェブ会議

「Zoom」、人気度で「Google Meet」「Microsoft Teams」を上回る--44カ国で首位

コロナ禍でビデオ会議プラットフォームへの依存が高くなっているが、調査によると、「Zoom」は他の類似プラットフォームよりも人気が高いという。

 新型コロナウイルス感染症のパンデミックが発生して在宅勤務が始まるとすぐ、従業員たちのオンラインカレンダーはバーチャル会議の予定で埋め尽くされるようになった。この前例のない短期間でのリモートワークへの移行でマネージャーたちが懸念したのは、部下との関わりを持てなくなることだった。その結果、在宅勤務者は次から次へと会議への参加が求められるようになった。だが、これらの会議は、不必要で時間がかかり、仕事の邪魔で、退屈なうえに苛立ちを覚えるものだった。この結末は間もなく「Zoom疲れ」と呼ばれるようになった。

 だが、EmailToolTesterの調査によると、「Zoom」は広く普及しているだけでなく、「Google Meet」「Microsoft Teams」「Skype」といった他の類似プラットフォームよりも抜きん出ているという。Zoomは世界で最も人気のバーチャル通話/会議プラットフォームで、118の調査対象国のうち44で第1位となった。

次のプラットフォームがこの調査では対象となっている。

  • Skype
  • 「Slack」
  • Google Meet
  • Zoom Meetings
  • Microsoft Teams
  • 「Google Hangouts」
  • 「Houseparty」
  • 「GoToMeeting」
  • 「RingCentral Video」
  • 「ClickMeeting」
  • 「U Meeting」
  • 「BigBlueButton」
  • 「Bluejeans Meetings」
  • 「Lifesize」
  • 「Glip」
  • 「Nextiva」

 Zoomを好きなアプリとして挙げた国は、日本、英国、米国、カナダ、ニュージーランド、ロシア、韓国などがあった。Zoomは米国でのオンライン市場シェアが59.9%を占めている。Zoomの1日あたりの会議参加者数は3億人となっている

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 一方、41カ国(ポーランド、アイスランド、南アフリカ、アラブ首長国連邦などではそれぞれ40%以上の支配的な市場シェアだった)では、Microsoft Teamsが最も人気のデジタル会議プラットフォームとなった。

 第3位はGoogle Meetで、21カ国(デンマーク、イタリア、ルーマニアなど)が同プラットフォームを選んでいる。Google Meetはルーマニアで50%弱の市場シェアを獲得した。

 それに続く第4位はSkypeで、最も大きく減少しており、前年度比で市場シェアを25.8%失っている。

提供:EmailToolTester
提供:EmailToolTester

 「ZoomやMicrosoft Teamsといったビデオ通話プラットフォームは、人々やビジネスをつなげることに関しては万能の製品で、パンデミック以来ますます必須になっている」とEmailToolTesterの創業者で最高経営責任者(CEO)のRobert Brandl氏は述べる。「残念なことにSkypeは、Zoomといった製品に対抗することで苦戦している。このようなことが起きたのは、それらの製品で相応しい機能が追加されたり、通話品質が向上されたりしてからで、これが原因でZoomは人々が最も選ぶアプリケーションになり、Skypeは過去のものとなった」(Brandl氏)

 Zoomは、およそ半数(48.7%)のグローバル市場シェアを占めており、前年比での成長率は全プラットフォーム内で最も大きく、22.3%増となっている。

 ビデオ会議プラットフォームに対する需要はかつてないほど高く、グローバルなビデオ会議市場の規模は2027年までに109億2000万ドルに達すると予想されている。

 調査方法:EmailToolTesterの調査は、世界で最も人気のある16のビデオ会議プラットフォームの世界における検索データを122カ国で分析し、その市場シェアを算出している。そして、グローバル市場シェアは、全16プラットフォームに関する合計の検索データを使い、全122カ国で算出されている。

提供:EmailToolTester
提供:EmailToolTester

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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