公益財団法人の日本生産性本部(千代田区)は3月30日、企業が自社の労働生産性の概要を把握できるツール「企業レベル生産性データベース(JPC Productivity Indicator for Corporation - Database:JPIC-DB)」を公開した。労働生産性の現状と課題を把握することで生産性向上に向けた取り組みの促進に寄与することを目指したという。
同法人では、生産性向上のための詳細な現状分析や課題の明示などのコンサルティングや人材育成などの支援を提供する。データベースは、東京商工リサーチ(TSR)が提供する「TSRデータベース」の企業財務データ(2015~2019年度の建設業を除く約10万社を収録)をもとに一橋大学大学院 宮川大介研究室と学習院大学滝澤美穂美帆研究室と共同で構築した。
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