クアルトリクスは2月22日、日本を含む世界の“従業員エンゲージメント”を調査した「従業員エクスペリエンストレンド2021」を発表した。2020年の従業員エンゲージメントは全世界的に向上しつつも、影響を与える要因は1年で大きく変化している。

クアルトリクス カントリーマネージャー 熊代悟氏
会社や組織の方針や戦略に共感し、誇りを持って自発的に仕事に取り組む従業員を「エンゲージしている従業員」と定義。同社カントリーマネージャー 熊代悟氏は「企業は(従業員向けに)アクションを起こすための実行力が必要。昨年の2人に加えてお客さまの業務へ助言する専門家を増員する」ことで支援体制を強化する2021年の戦略を語った。
フィードバックが増加するも…
対象は日本、中国、香港、シンガポール、タイ、オーストラリア、ニュージーランド、米国、カナダ、メキシコ、ブラジル、英国、アイルランド、フランス、ドイツ、スペイン、オランダ、スイス、ベルギー、南アフリカという20の国と地域で、企業や組織に勤める18歳以上の1万1864人(うち日本人は800人)。2020年10~11月の約1カ月間調査した。
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