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「Excel」で指定範囲内の最小値と最大値を強調表示--MINIFS()/MAXIFS()関数の応用

「Excel」のMINIFS()関数とMAXIFS()関数は、条件付きで範囲内の最小値と最大値を求める関数だ。これを使って、指定した期間内の最小値と最大値を強調表示する。

 「Excel」のMINIFS()関数とMAXIFS()関数は、1つまたは複数の条件に応じて、それぞれ範囲内の最小値と最大値を返す。条件に独自の条件が含まれる場合は、これらの関数の難易度が大幅に高まる。本記事では、年の範囲内の最小値と最大値を強調表示する2つの条件付き書式ルールを紹介する。条件として求めるのは、単一の年ではない。範囲内の最初の年と最後の年の間に含まれる任意の数の年が条件になり得る。

 筆者は「Windows 10」の64ビット版システムで「Microsoft 365」を使用しているが、古いバージョンを使っても構わない。これらの関数はブラウザー版でもサポートされている。デモ用の.xlsxファイルをダウンロードして利用すると便利だ。

MINIFS()とMAXIFS()について

 この2つの関数は非常に使いやすく、単純な形式をとる。

 MINIFS(最小範囲,条件範囲1,条件1[,条件範囲2,条件2],…)

 MAXIFS(最大範囲,条件範囲1,条件1[,条件範囲2,条件2],…)

 簡単に言うと、これらの関数は、条件を満たす範囲内の最小値または最大値を返す。関数に複数の条件引数がある場合は、そのすべてを満たす必要がある。どちらの関数でも値や日付を扱うことができ、値を事前に並べ替える必要はない。

条件

 では、図Aの評価したいデータを見てみよう。C列には、5つの年の日付がある。関数を使わなくても、2020年が最も新しい年で、2010年が最も古い年であることは簡単に分かる。ここで強調表示したいのは、一定の期間内(条件)におけるD列の最小値と最大値だ。

図A

MINIFS()関数とMAXIFS()関数を使用して、条件付き書式を設定していく。
MINIFS()関数とMAXIFS()関数を使用して、条件付き書式を設定していく。

 この連載を読んでくれている人なら、筆者がさまざまなものをヘルパー関数に分解するのが好きなことをご存知だろう。使う必要はないが、簡単に使用できて、すべてがどのように連携するかを視覚化するのに役立つ。最初のステップは、範囲内の最初と最後の年の入力セルの作成だ。これらのセルはD1:D2にある。条件(または基準)には、最初の年と最後の年の範囲内にあるすべての年が含まれる。非常に多くの要素があるため、単純な式に分けてから、それらを組み合わせて条件付き書式ルールを作成していく。

数式

 最初の数式はTRUEかFALSEを返す。C列の対応する日付が、条件の年の範囲内にある場合はTRUEとなり、ない場合はFALSEとなる。等価演算子を使用するAND演算子を使って、それぞれの年が条件を満たすかどうか特定する。

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