OS・ミドルウェア

Linuxで「systemd-resolved」を使ってDNSキャッシュを表示するには

「systemd-resolved」を使用する「Linux」ディストリビューションでDNSキャッシュを表示する方法を解説する。

 「Ubuntu 20.10」や「Fedora 33」など、最近リリースされた多くの「Linux」ディストリビューションでは、DNSやDNSSEC、DNS over TLS、mDNS、LLMNRの扱いを「systemd-resolved」へと移行している。systemd-resolvedはしばらく前から存在しているが、多くのディストリビューションはこの移行を躊躇してきた。しかし、systemd-resolvedの柔軟性が評価されるようになったことで、そうした不安は払拭された。

 この新しいシステムを初めて使用する人は、その使い方について、細かい点を理解するのにおそらく少し苦労するはずだ。

 例として、DNSキャッシュエントリーを表示するプロセスを見てみよう。このタスクを実行する標準のメカニズムは組み込まれていないが、それを実行する方法はある。小技を使わなくても済むのが理想なのだが、DNSキャッシュエントリーを表示したい場合、それを実現するには(筆者の知る限り)小技を使うしかない。

 「なぜDNSキャッシュエントリーを表示する必要があるのか」と不思議に思う人もいるかもしれない。DNSキャッシュに不具合が生じることがあるからだ。この問題が発生すると、DNSに依存するサービスが正常に機能しない可能性がある。DNSキャッシュを定期的にフラッシュすることでそれを防止できる場合もあるが、問題が頻繁に発生するようであれば、キャッシュを表示して、そもそもなぜ問題が発生するのか確認した方がいい。

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