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ローコード開発の効果と考慮すべき6つのポイント--ロックインや設計書に注意

広がりつつあるローコード/ノーコード開発だが、具体的にはどんな効果が想定できるだろうか。クニエの坂本氏がIT部門とユーザー双方の視点から、考慮すべき6つのポイントなどとともに考察する。

 前回は、ローコード開発を進める上での業務部門担当者の関わり方と、内製での開発スキルの育成方法について3つの事例を取り上げ、ローコード開発のメリットを考察した。

 業務部門主導で2カ月という短期間で新システムを完成した事例、年間24システムを開発した事例など、ローコードツールを用い短期間でシステム開発が可能となるだけではなく、業務部門主導での新たなビジネス創出や業務効率化、IT部門、業務部門における自社要員のITスキルの育成などが実現可能であることを十分理解いただけたのではないだろうか。

 今回は、ローコード開発による効果と要因を分析するとともに、ローコード開発において考慮すべき点とその対策を考察する。

効果

IT部門の視点:システム開発の工数削減効果

 ローコード開発の最大の効果は、やはりシステム開発における工数を大幅に削減できることではないか。第2回で紹介した事例でも、建設業での基幹システム再構築において、以前の開発手法と比較して最大で60%の工数削減を実現しており、IT部門としては非常に魅力的な手法ではないだろうか。

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