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「Kubernetes」入門--大規模な展開に最適なコンテナーオーケストレーションシステム

「Kubernetes」は、コンテナー化されたアプリケーションの自動展開、スケーリング、管理などが可能なオープンソースプロジェクトだ。主な機能、各種コンポーネント、メリットなどについて解説する。

 コンテナーの重要度が全世界の企業で高まったため、エンタープライズレベルの展開のニーズに合わせてコンテナーをスケールアウトできるシステムの構築が必要になった。そこで登場したのが「Kubernetes」だ。

 「Docker」と異なり、Kubernetesは非常に強力なエコシステムである。単一のコンテナーではなく、複数のコンテナーを複数のホストに展開できるため、大規模な展開や負荷分散に最適だ。

 この入門記事では、Kubernetesに関する情報を簡潔に説明する。

概要

  • どんなものなのか:大規模なコンテナーとPodの展開の管理を可能にするオープンソースプロジェクトだ。
  • なぜ重要なのか:コンテナー化されたアプリケーションは、可用性が高く、負荷分散された大規模なアプリとサービスのクラスターを展開する手段として、多数の大手企業で使用されている。Kubernetesは、そうした展開を検討している企業に適したツールかもしれない。
  • 誰が影響を受けるのか:大規模なコンテナー化アプリケーションを展開したい企業だけでなく、クライアント、顧客、消費者など、高可用性サービスの恩恵を受けるあらゆる人に影響がある。また、開発者が分散アプリケーションを構築する際に役立ち、ITオペレーターはアプリケーション向けのスケーラブルなインフラストラクチャーの管理が格段に容易になる。
  • いつから利用できるのか:2014年中ごろに最初に発表され、米国時間2015年7月21日に初めてリリースされた。
  • どうすれば利用できるのか:Red Hat」「SUSE」「CentOS」「Fedora Server」「Ubuntu Server」といったサポート対象のプラットフォームにインストールすると、「kubernetes」「kubernetes-client」「kubernetes-master」「kubernetes-node」などにアクセスできるようになる。

どんなものなのか

 Kubernetesは、複数のホストをまたいでコンテナーを実行し、コンテナーのコロケーション、サービスディスカバリー、レプリケーション制御を効果的に提供できるオープンソースシステムだ。元の名称は「K8s」で、Googleによって設計され、Cloud Native Computing Foundation(CNCF)に寄贈された。

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