RPA 矢野総研

成長続くRPA、使いこなせていない企業も--今後は“成功を実感できるか”次第

矢野経済研究所が国内RPA市場調査を発表。市場のポテンシャルは大きく2023年度まで成長するが、使いこなせていない企業の存在を指摘している。

 矢野経済研究所(中野区)は12月2日、国内ロボティックプロセスオートメーション(RPA)市場調査を発表した。2020年度の事業者売上高ベースの市場規模を、26.6%増の531億6000万円と予測。勢いはやや減速するが成長が続くと予測している。

 数年前にブームとなって大きく注目を集めたRPAは、システム導入が急速に進展。2019年度の市場規模は前年度比54.4%増の420億円で、そのうちツール製品は45.5%増の48億円、関連サービスは55.6%増の372億円になるという。

 2019年度の段階で大手ユーザー企業の利用率は高く、サーバー型RPAの全社的な導入、現場でのデスクトップ型RPAの積極的な活用など、導入成功企業で利用が拡大していると伝えている。

 2020年度は新型コロナウイルス感染症に伴うIT投資の抑制、顧客との対面機会の激減など、RPAツールベンダーの事業活動が制限。市場のポテンシャルは大きく勢いは継続するが、前年度までの勢いはやや減速するという。

 市場規模531億6000万円の内訳はツール製品が28.3%増の61億6000万円、関連サービスを26.3%増の470億円としている。

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