SAPジャパンは12月4日、記者会見を開催。以前から注力していた中堅中小企業向けビジネス戦略について新たな施策を解説した。
各業界トップ企業をパートナーとした業界内にエコシステムを構築するとともに、6月に発表した「インテリジェントエンタープライズ標準ソリューションモデル(Intelligent Enterprise Solution Model:i-EMS)」の中堅企業向けへの本格展開といった新規エコシステムも拡充させる。デジタルマーケティングの推進やデジタル基盤としてのクラウド型統合基幹業務システム(ERP)の推進もあわせて実施する。

SAPジャパン バイスプレジデント ゼネラルビジネス統括本部 事業統括本部長 藤井善豪氏
バイスプレジデント ゼネラルビジネス統括本部 事業統括本部長 藤井善豪氏は「われわれの強みは業務プロセスをブロック化し、組み合わせて新しいビジネスプロセスを提供している。あわせて各業界トップのお客さまが(ERPパッケージソフトウェア)『SAP ERP』を使っていただいている可能性が高い。この2つの強みを生かして各業界のリーダーをビジネスパートナーとして捉えて座組みし、中堅企業にサービスを提供していく」とビジネスモデルの概要を説明した。
残り本文:約1579文字 ログインして続きを読んでください。