「Chromebook」を所有しており、Linuxアプリを有効にしてインストールしたが、新しくインストールしたアプリでChromebookのディレクトリーからファイルを開くことができない、という事態に遭遇したことのある人もいるかもしれない。どうして、そのような操作が必要になるのだろうか。例えば、ChromebookでLinuxターミナルウィンドウを通して開発を行い、「Google Drive」や「Downloads」(ダウンロード)内からファイルにアクセスしたい、といった状況が考えられる。
Linuxサブシステムにそれらのフォルダーを認識させない限り、ユーザーはそこに含まれるドキュメントにアクセスできない。それはなぜなのか。ユーザーがChromebookにインストールしたLinuxアプリは、「Chrome OS」からサンドボックス化されており、ほかのアプリやChrome OSのディレクトリー構造から隔離されているからだ。
だが、恐れる必要はない。数回クリックするだけで、Linuxアプリでディレクトリーを利用することが可能になる。
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