Forresterが発表した2021年のソフトウェア開発に関する予測によると、2021年にはローコードが主流となり、開発部門の75%がローコードプラットフォームを採用するようになるものとみられる。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)危機がもたらした新たな労働環境や製品に対する需要も、こうした移行の一因となっている。Forresterのアナリストは、「ローコードプラットフォーム、デジタルプロセスの自動化、共同作業管理を採用した企業は、従来の開発のみに依存している企業に比べ、より迅速で効果的に反応した」ことを発見した。
報告書は、ローコード採用増加の背景には、次のような要因があることを明らかにしている。
- 大規模なサービスプロバイダーが、ローコードプラットフォームを効果的に採用するよう、企業に働きかけていること。
- ローコードプラットフォームを使用している企業やその提携企業が、古いコアアプリケーションのモダナイズを含む基幹業務用アプリケーションを提供していること。
- 企業における大規模な市民開発者プログラムに関する最初の成功例が現れ始めていること。
Jonathan Greig氏が米TechRepublicに書いているように、ローコードプラットフォームは、非技術系企業が業務上の問題点に対処する簡素なアプリケーションやプログラムを簡単に構築できる手段になっている。米ZDNetでは、ローコードアプローチの利点を把握するため、Joe McKendrick氏が開発者から話を聞いている。
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