矢野経済研究所(中野区)は11月27日、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)サービス市場調査を発表した。
外部への委託が一般的な税務、物流、情報システム開発、ビルメンテナンスなどの専門サービスを除き、通常は企業内部で実施する業務を対象。
システム運用管理やコンタクトセンター系業務、人事、福利厚生、総務、経理などの間接部門系業務、営業や購買などの直接部門系業務などを対象に、システムの運用管理業務を代行するIT系BPOと、非IT系BPOに分類している。
合算した2019年度の市場規模は、事業者売上高ベースで前年比3.3%増、4兆3491億5000万円。内訳はIT系BPO市場規模が4.0%増の2兆5758億3000万円、非IT系BPO市場規模が2.2%増の1兆7733億2000万円になるという。
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