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Snowflake入門--データを有用な情報に変えるデータウェアハウスプラットフォーム

Snowflakeは、データの保存、検索、分析、処理に必要なツールを一元的に利用できるプラットフォームだ。Snowflakeの機能や提供元の企業の概要、競合サービスなどについて解説する。

 現代企業のデジタル化によって、果てしなく続くように思える生データの流れが生み出された。何TBものデータから実用的な情報を収集するには、データを迅速かつ効率的に保存、検索、処理できるシステムが必要になる。そうしたシステムで最も一般的なものの1つが、データウェアハウスだ。

 データウェアハウスは、1つまたは複数のソースから取得された統合データの中央リポジトリであり、現在のデータと過去のデータを1カ所に保存する。このデータを検索して、分析レポートなど、全社の従業員にとって実用的な情報を作成することができる。適切に設計された包括的なデータウェアハウスには、組織が収集したデータの力を解き放つ可能性がある。

 高度なデータウェアハウスシステムの開発と保守は、コストがかかりすぎて個々の企業では対応できない場合が多いため、多くの企業がサービスベンダーと契約して、クラウドベースのプラットフォームを利用している。Snowflake Inc.は、この業界で最も著名なSoftware-as-a-Service(SaaS)データウェアハウスベンダーの1社だ。同社はデータウェアハウスシステムに関連する一連の包括的なサービス、プラットフォーム、機能を提供している。

Snowflake Inc.はどんな企業なのか

 Snowflake Inc.は、Benoit Dageville氏とThierry Cruanes氏によってシリコンバレーで創設された。両氏が開発したSnowflakeデータクラウドプラットフォームは、以前はあまり利用されていなかった企業生成データの力を活用するためのツールとして機能する。Snowflakeのウェブサイトによると、同プラットフォームの顧客がこの3年間で達成した投資収益率は、平均で600%以上だという。

 Snowflake(SNOW)は2020年9月、ニューヨーク証券取引所に上場した。IPO価格は120ドルで、取引初日の終値は250ドルを上回った。これにより、Snowflakeの時価総額は704億ドルと評価された。ソフトウェアメーカーとしては過去最高のIPO評価額だ

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