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IBM i(AS/400)のモダナイゼーションの新しい選択肢

なかなか進まないIBM i(AS/400)のモダナイゼーションには、地層化したシステムという壁が立ちはだかる。ジーアールソリューションズでモダナイゼーション事業部長を務める阿野氏が、突破のための新しい選択肢を示す。

 前回は、レガシーなユーザーアプリケーション、古い使い方などのモダナイゼーションを阻む障壁を分析し、乗り越えなくてはいけない条件を提示した。今回はそれらを乗り越える手法や方向性を示し、IBM i(AS/400)のモダナイゼーションにおける「新しい選択肢」を提案したい。

モダナイゼーション計画の初期段階に必須な要素

 前回挙げたモダナイゼーションを阻む要因は以下である。

  • サステナブル(持続可能)なレガシー
  • レガシーボリューム
  • レガシーの地層構造
  • レガシーのダブルロック

 第2回ではモダナイゼーションの失敗原因の例を紹介したが、レガシーの詳細な状況を掴まず、ベンダー側の機能面でモダナイゼーションする点は共通と言えるだろう。手法であるべきコンバージョンやパッケージ化がいつの間にか目的とすり替わっているのである。

 モダナイゼーションの目的は、属人化やブラックボックスの解消、若手社員でも持続維持なシステム、デジタルトランスフォーメーション(DX)に対応できる柔軟なシステムへの変革などである。これらは長い歴史を持つIBM i(AS/400)のアプリケーションに対しては、短中長期といった期間別で計画を行う必要がある。

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