仮想化

DaaSベンダー選定のポイント--自社のニーズに合った製品を導入するには

Desktop as a Service(DaaS)の注目度が高まり、多数のベンダーが製品を提供しているため、ベンダーの選定が難しくなっている。ここでは、DaaSの特徴やタイプのほか、自社に最適な製品を選ぶための基準について説明する。

 企業がより多くのオンプレミスサービスをクラウドに移行する中で、Desktop as a Service(DaaS)の勢いが増している。DaaSでは、デスクトップ環境がサードパーティーのクラウドプロバイダーによってホストされ、プロバイダーがセキュリティやソフトウェアアップデート、サポートなど、特定の管理タスクに対応する。そのため、自社に最適なDaaSベンダーの選定は、難しい決断になることもある。しかし、判断基準を理解して、何を尋ねるべきかを把握しておくことが重要だ。

DaaSとは

 DaaSは、ユーザー企業が選択したOSとアプリケーションを搭載する仮想デスクトップを、オンデマンドで利用できるサブスクリプションベースのサービスだ。中核的なデスクトップインフラストラクチャーをプロバイダーにアウトソーシングすることで、IT部門、サポート担当者、データセンター人員の負担を軽減することを目的としている。IT部門は引き続きデスクトップの設定や制御を担当することになるが、日常的な管理作業の大半から解放されるため、他のタスクに集中できる。

 従業員は、オフィス、自宅、その他の遠隔地から、この仮想デスクトップにアクセスすることができる。新型コロナウイルスの感染拡大と都市封鎖によって非常に多くの人々がリモートワークを余儀なくされているため、この機能は特に重要だ。さらに、DaaSは柔軟性に優れたアプローチであり、仮想デスクトップへのアクセスに、PC、スマートフォンやタブレット、サポート対象のスマートデバイスを使用することができる。

 仮想環境をホストするための選択肢としては、プライベート、パブリック、またはハイブリッドのアプローチがある。プライベートアプローチの場合、仮想デスクトップは顧客企業のデータセンターでホストされるが、プロバイダーがリモートで管理する。パブリックシナリオでは、仮想環境はプロバイダーによってホストされ、管理される。ハイブリッドアプローチでは、顧客がプライベートとパブリックの組み合わせを選択して、カスタマイズすることができる。

DaaSプロバイダーとは

 DaaSプロバイダーは、クラウドベースの仮想化デスクトップ環境をホストする。デスクトップ環境の管理を引き受けて、必要なデータセンターリソースを提供し、デスクトップ仮想化インフラストラクチャーをメンテナンスするプロバイダーだ。

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