TIOBEが発表した11月の人気プログラミング言語ランキングは、意外な結果となった。同ランキングの20年の歴史で初めて、「C」と「Java」以外の言語がトップ2にランクインしたからだ。具体的には、Javaが3位に後退し、「Python」が2位に浮上した。
TIOBEの10月のランキングでは、Cが首位、Javaが2位だった。長きにわたって首位と2位はこれら2つの言語の間で争われ、ほかの言語はそれらに続く第3の言語の座をめぐって戦いを繰り広げてきた。Pythonの人気がついにJavaを上回ったことで、今後、Pythonの時代が訪れる可能性もある。
TIOBEの最高経営責任者(CEO)のPaul Jansen氏は、「先日、タイヤがパンクしたので、道路パトロールに電話して助けてもらった。整備士から職業を尋ねられて答えた際に、『ソフトウェア』という言葉を使ったら、彼は笑顔を見せて、今夢中になっていること、つまり、『Pythonでのプログラミング』について熱弁を振るい始めた。その瞬間、私はPythonがユビキタスになることを確信した」と述べた。
Jansen氏はその出来事を持ち出して、Pythonの人気上昇の理由と考えられること、つまり、プログラミングスキルに対する一般の人々の需要を説明した。
残り本文:約969文字 ログインして続きを読んでください。