SSO Auth0

スバル、ID認証基盤を刷新--サービスごとにバラバラなID管理ポリシーを統一

自動車メーカーSUBARU(スバル)は、Auth0導入でID認証基盤を刷新している。さまざまな自社サービスで会員IDを統一的に利用できるようにしたい考えだ。

 自動車メーカーSUBARU(スバル)は、自社で運営するさまざまなウェブサイトで会員IDを統一的に利用可能にすることなどを目指し、ID認証基盤を刷新している。認証サービスをクラウドで提供するAuth0(オースゼロ)が11月4日に開催した説明会で、SUBARUが自社の事例を語った。

 ウェブアプリやモバイルアプリでID管理に必要な機能としては、ログイン、パスワードリセット、ソーシャルログイン、シングルサインオン/シングルログアウト、多要素認証(MFA)、パスワードポリシー、認可、ユーザー管理などがある。

 ID管理機能を独自に構築する場合、開発者リソースの浪費、アプリ利用時の使い辛さ、顧客の単一管理の困難さ、既存の自社開発IDサービスが足枷となる、データ漏洩のリスクといった課題に対処する必要が生じる。

 これに対し、Auth0が提供するクラウドベースのID管理サービス「Identity as a Service(IDaaS)」を使うことでID管理機能を組み込めるようになり、「開発者はイノベーションにより時間を割けるようになる」と同社でアジア太平洋地域担当ゼネラルマネージャーを務めるRichard Marr氏は説明する。

 多くの企業が顧客向けにアプリを開発しているが、ID管理機能を自ら構築するのではなく、Auth0のようなサービスを導入すれば良いと考え始めている企業が増えているという。そのような企業の1社としてSUBARUがある。

「部門間の壁」という課題

 SUBARUは、コミュニティーサイト「#スバコミ」や公式ウェアなどを販売する「SUBARU ONLINE SHOP」といったサービスを展開しているが、会員ID「SUBARU ID」の利用が可能なサービスとそうでないサービスが存在するという問題があった。「部門間、会社間の壁で分断されている」状態だったと同社の国内営業本部ビジネスイノベーション部 将来ビジネス企画開発グループ主事である安室敦史氏は述べる。

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