ウェブ会議

「Zoom」会議をリアルタイムで字幕化--Otter.aiの新機能

Otter.aiは先ごろ、ウェビナーやビデオ会議通話用のライブビデオキャプション機能の提供を開始することを発表した。

 新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックは数カ月のうちに、現代の職場や、学生が教育を受ける方法などを一変させた。2020年の秋には、COVID-19の感染拡大を緩和するため、何百万人もの人々がバーチャルオフィスで在宅勤務しており、多くの学校や大学がリモートでの運営を続けている。今後数年間をかけてリモートワークに移行していく長期的な取り組みを発表した企業もある。

 リモートコラボレーションを強化するために、多くの組織が「Zoom」や「Microsoft Teams」などのビデオ会議ツールを使用している。これらのサービスは、従来の対面式のオフィス環境の代わりに、オールインワンのチームコミュニケーションを提供する。Otter.aiは先ごろ、リモートワーカーや学生などを支援するため、ウェビナーやビデオ会議通話用にリアルタイムでの字幕化を可能にするライブビデオキャプション機能の提供を開始することを発表した。

 Otter.aiの最高経営責任者(CEO)兼創設者のSam Liang氏はプレスリリースで、「ライブビデオキャプションも『Otter Live Notes』を必須のビジネスコミュニケーションおよびコラボレーション製品にする機能だ」と述べている。「この新機能を追加することで、Otter.aiはコミュニケーションの行き違いというリモートワークの重大な問題を解消し、組織の生産性と効率性の向上に寄与する」(Liang氏)

生産性を高め、コミュニケーションの行き違いリスクを軽減

 ライブビデオキャプションは日々の会議や1対1の面接などの文字起こしデータを保持したいときに便利だ。やりとりのすべてを文字として読めるので、参加者は個人的な参照のために、それらのメモを見返すことができる。コミュニケーションの行き違いのリスクも軽減できるかもしれない。プレスリリースの中で、Otter.aiは職場でのコミュニケーションの行き違いによる経済的コストを指摘した。Holmesの2011年のレポートによると、調査対象のうち従業員数10万人以上の企業では、コミュニケーションの障壁は生産性の低下を引き起こし、平均で年間6200万ドル以上の損失を企業にもたらしているという

職場のインクルーシビティー(包括性)を高める

 Otter.aiは、リアルタイムでの文字化を可能にするライブトランスクリプト機能を提供して、リモートチームのコミュニケーションの行き違いを防ぐことに加えて、これらのキャプション機能により、企業が米障害者法(ADA)と「アクセシビリティー要件」への準拠を維持し、「より包括的な職場を促進する」ことも可能になると説明した。

 Otter.aiによるこの最新のビデオ会議機能は、Otter Live Notesや「Otter For Events」など、リモートワーク体験の強化のために設計された同社のほかの新機能に続くものだ。Otter Live Notesを使用すると、Zoom会議の参加者はビデオ通話のライブトランスクリプトにアクセスできる。Otter For Eventsの狙いは、バーチャル会議やウェビナーのコミュニケーションをキャプチャーしてライブトランスクリプトを作成することにある。Otter.aiの新しいビデオキャプション機能は、「Otter for Business」や「Zoom Pro」、それよりも上位のサブスクリプションパッケージで利用できる。

提供:iStock/fizkes
提供:iStock/fizkes

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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