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失注リスクを回避、成約件数が倍に--ENECHANGEが構築した顧客管理の仕組み

2015年に設立したENECHANGEは、2016年に案件管理をスプレッドシートからPaaS「kinotone」に移行。案件を漏れなくフォローする仕組みを一人で構築。成約件数が2倍になるなどの成果があるという。

 電気、ガス料金を比較できるサービスサイト「エネチェンジ」を運営するENECHANGE(千代田区、従業員数約100人)は、電力自由化をビジネスチャンスと捉えて2015年に設立したベンチャー企業だ。

 料金の比較、シミュレーションなどで培った知見を生かし、現在では法人向けのエネルギーデータ事業、エネルギープラットフォーム事業なども展開。データ、人工知能(AI)、統計などの先端分野の研究者が集う英Cambridge Energy Data Labをルーツとする高度な技術力を有する一方で、営業活動を支えるITの仕組みが同社にとっての“弱点”となっていたという。

スプレッドシートの顧客管理が限界に

 当初、同社は法人顧客のデータを「Google スプレッドシート」で管理し、営業部門の約15人の担当者で共有していた。最初のうちこそそれでも問題はなかったのだが、会社設立から1年も経たないうちにデータ量は数千件に増大。ファイルを開くことさえ長時間待たされる状況となった。

ENECHANGE カスタマーサービスチーム マネージャーの長谷川氏
ENECHANGE カスタマーサービスチーム マネージャーの長谷川氏

 同社 カスタマーサービスチーム マネージャーの長谷川覚氏は、「スプレッドシート上では、どの営業担当者がいつコンタクトを取ったのか、どんな問い合わせを受けたのかなど、お客様ごとの案件の詳細な対応履歴を1行で管理していました。ただでさえ見づらい上に皆が次々に内容を更新するため、どれが最新状態なのかもわからなくなっていました。その結果、お客様へのフォローが遅れてしまい、せっかくの商談を取り逃がしてしまうケースが多発していました」と振り返る。

kintoneなら自分一人でも対応できる

 「もはや案件をスプレッドシートで管理している場合ではない」と危機感を抱いた長谷川氏は、営業支援システム(SFA)の導入に向けて動き始めた。

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