スマートフォン

「Pixel 5」入門--5Gに対応したグーグルの新スマートフォン

「Pixel 5」は、5Gネットワークに対応したグーグルのスマートフォンだ。新たに搭載された機能、他のモデルとの比較、スペック、競合製品などを紹介する。

 Googleが発表した最新の「Pixel」スマートフォンには、複数の新機能と2019年の「Pixel 4」から変更された機能が搭載されている。「Pixel 5」は、Pixelシリーズ初の5G対応スマートフォン2機種のうちの1つで、米国時間9月30日の発表イベントで披露された。もう1つの5G機種は「Pixel 4a(5G)」だ。Pixel 5は、最新の移動通信規格5Gへの対応以外にも、90Hzの6インチOLEDディスプレイ、「Qualcomm Snapdragon 765G」プロセッサー、8GBのRAM、128GBのストレージを備える。価格は699ドルだ。

主な機能にはどんなものがあるのか

 Pixel 5に組み込まれている5Gテクノロジーは、サブ6GHz帯とミリ波帯の両方をサポートする。サブ6GHz帯は広い範囲をカバーし、電波が遠くまで届きやすく、障害物の影響を受けにくい。しかし、混雑しているため、実際の速度と帯域幅が制限される。対照的に、ミリ波帯はサブ6GHz帯よりもはるかに高速だが、障害物や遮蔽物の影響を受けやすいため、基地局の近くでなければ最高の性能を発揮できない。米国では、AT&T、T-Mobile、Verizon Wirelessが両方の種類のネットワークを提供しているが、特にVerizonはミリ波の方が有望であると考えている。

 Pixel 5の常に表示状態の6インチOLEDディスプレイは、解像度が1080×2340ピクセルで、色深度は24ビット(1600万色)、アスペクト比は19.5:9だ。現在、大半のスマートフォンのリフレッシュレートは60Hzのままで、90Hzだとミッドレンジになるが、ハイエンドモデルのリフレッシュレートは120Hzにまで引き上げられている。とはいえ、90Hzのリフレッシュレートでも、画面が高速に再描画されるはずだ。Pixel 5のディスプレイはHDRもサポートしており、暗い部分と明るい部分のコントラストをより際立たせることができる。

 Pixel 5には、8GBのRAM、128GBのストレージ、Qualcomm Snapdragon 765Gプロセッサーが内蔵されている。765Gは、Qualcommの最速のシステムオンチップ(SoC)ではないものの、高速かつ効率的なミッドレンジSoCとみなされており、丸1日持続するバッテリーのサポートを約束している。また、5GモデムをQualcommの人工知能エンジンや「Adreno 620」GPUと連携させて、グラフィックスのレンダリングを高速化する。

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