Appleは米国時間2020年9月15日、標準の「iPad」の最新版となる第8世代iPadを発表した。このiPadは、より多くのユーザーに利用してもらえるように、多数の新機能が搭載され、消費者と教育機関ユーザー向けの新しい価格が設定されている。また、Appleは「iPad Air」の新モデルも発表した。
Appleの2020年9月のイベントでは、iPadが10年前の初代モデルの発売以降、5億台以上販売されていることが明らかにされた。iPadは2010年から消費者満足度評価で首位の座を維持しており、大きな節目となるこの数字は、iPadがモバイルコンピューティングタスク用のデバイスとして愛用されていることを示している。
この入門記事では、第8世代iPadについて知っておくべき機能、スペック、価格、販売情報について解説する。
どんなものなのか
Appleのミッドレンジのタブレットであり、スクリーンサイズは標準的な10.2インチだ(同社は2019年にこのサイズに切り替えた)。OSはAppleの「iPadOS」で、第8世代モデルには最新バージョンの「iPadOS 14」が搭載されている。第8世代iPadでは、iPadOS 14の新機能をすべて利用できる。
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