開発 運用

1万社が利用、COBOLより少ないRPG技術者--先送りできないオフコン問題の実情

多くの企業で未だ活用される“レガシー”なシステム。抱える課題や解決策をジーアールソリューションズでモダナイゼーション事業部長を務める阿野氏が解説する。

 昨今の新型コロナウイルス感染症の影響により、リモートワークのインフラ投資などが増えている。一方で業績の悪化など、大きなシステム開発、改修プロジェクトを凍結する企業も出てきている状況である。

 大きなシステム開発投資はデジタルトランスフォーメーション(DX)への対応も含まれているが、その重要な要素の一つである“レガシー”なシステムの近代化は、先送りできない問題であるため多くの企業の悩みの種となっている。

 また、このレガシーはメインフレームのイメージがあるが、これは少数であり、現在数万社で稼働している旧オフコンと呼ばれていたミッドレンジコンピューターが問題となっている傾向にある。

 本記事では、このミッドレンジコンピューターで現在でも利用企業数が多い「IBM i(旧System i、AS/400)」に焦点を当て、その課題と解決策を5回に渡ってお伝えするものである。

まだまだ使われているオフコン

 オフコンの歴史はメインフレームに代表される大型コンピューターの下位にあたる小型コンピューターをベースに電子会計機の国産化が始まった1960年代前半に遡る。科学技術計算に用いるミニコンピューターに対し、会計などの事務処理目的の小型コンピューターを国内ではオフィスコンピューターと呼ぶようになり、各メーカーによる開発が進んでいった。

編集部おすすめの関連記事

残り本文:約1762文字 ログインして続きを読んでください。

「開発」で読まれている記事

TechRepublic Japanで人気の記事

編集部オススメ

トレンドまるわかり![PR]

財務・経理
人事・労務
マーケ・営業
購買・調達
生産・製造
データ分析
コミュニケーション
通信・通話
文書・コンテンツ
PC・モバイル
新興技術
ITインフラ
クラウドサービス
OS・ミドルウェア
開発
開発ツール
開発支援
ノンプログラミング開発ツール
データベース
運用
運用管理
資産管理
MDM
バックアップ
ディザスタリカバリ
セキュリティ

ホワイトペーパーランキング

  1. AWSが提唱する、モダン分析プラットフォームのアーキテクチャと構築手法
  2. AWS資料、ジョブに特化した目的別データベースを選定するためのガイド
  3. 進化を遂げるパーソナライゼーション、企業に求められる変革とは
  4. 【事例】機器の老朽化・陳腐化、ストレージ運用の属人化…複数課題を一気に解決したカプコン
  5. 「日経225銘柄」企業の現状から読み解く、インターネットアクセスにおける業種別の弱点とは?

Follow TechRepublic Japan

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]