自宅で仕事や勉強をするために低価格のノートPCを必要とする人が増加したことで、「Chromebook」の人気がますます高まっている。自宅や企業に存在する(そして、さまざまな遠隔地で使用される)Chromebookが増えたのなら、特定のノートPCを使用できるユーザーを制限した方がいい。それはなぜか。多くのChromebookはローカルストレージの容量が少ないので、デバイスへのログインを多くのユーザーに許可したせいで、内部ドライブの空き容量がなくなったり、デバイスが不純な目的で使用されたりするリスクは避けた方がいい。
どうすればそうした事態を防げるのだろうか。
Chromebookにログイン可能なユーザーを制限できる機能が用意されている。この機能は、実際には非常に使いやすく、ChromebookにGoogleアカウントを追加できるユーザーを制御することが可能だ。このオプションには、ログインを自分のアカウントだけに制限できるボーナス機能がある(筆者はそれを目当てに使用している)。その機能を利用すれば、ほかの誰もGoogleアカウント(もちろん、あなた自身のアカウントは除く)であなたのChromebookにログインできなくなる。原則的には、パスワードを他人に渡さない限り、あなたとそのGoogleアカウント以外はChromebookにログインできない状態を維持できる。
本記事では、この機能の使い方を解説する。
必要なもの
この機能は実際にはかなり前から存在しているため、ほとんどのChromebookでこのオプションを利用できるはずだ。もちろん、Chromebookとログインに使用するGoogleアカウントが必要である。
残り本文:約1153文字 ログインして続きを読んでください。