「C++」は昔から人気の浮き沈みが激しい。しかし、ソフトウェアQAの自動化を手がけるTIOBEの人気プログラミング言語のリストにおいて、C++は2019年の状態との比較から、正式に最も急速に成長している言語になった。2020年9月の最新の「Programming Community」指標で、TIOBEはC++を7.11%の評価を与えた。これは2019年9月に比べて1.48%の増加であり、すべての言語の中で2020年9月最大の上げ幅となった。
C++の波瀾万丈の歴史を振り返って、TIOBEは2003年8月が同言語のピークだったと述べた。C++は同月、17.53%の評価を得て2位になり、その勢いで2003年のプログラミング言語賞を受賞した。しかし、その後は下降線をたどった。
2005年以降、C++は12%を突破しておらず、2017年には4.55%という過去最低の評価を受けた。不安定な2019年を経て、同言語の人気が再燃しているようだ。TIOBEはその理由について、1つの見解を提示している。
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