セキュリティ

ゼロトラストの重要性--半数のITリーダーが認識するも実装は19%

先ごろ発表された調査によると、ゼロセキュリティについて、ほとんどのセキュリティ担当者は自社のサイバーセキュリティアプローチの重要な一部と考えているが、計画の実装には、やるべきことがまだたくさん残っているという。

 マイクロセグメンテーションプラットフォームを手がけるIllumioが新しいレポートを先ごろ発表した。このレポートでは、新型コロナウイルス(COVID-19)の制限の下で、ビジネスの常識が一変した1年の後半が始まろうとしていた頃、組織がゼロトラスト(ZT)をどのようなアプローチでビジネスとサイバーセキュリティ戦略に組み込んでいたのかが明らかになった。

 IllumioはVirtual Intelligence Briefingと協力して、中規模から大規模のさまざまな企業のITおよびセキュリティ担当者461人を調査した。そのうち57%は、従業員数が1500人以上の企業に所属している。

提供:Illumio
提供:Illumio

 ほとんどのITおよびセキュリティ担当者はゼロトラストについて、自社のサイバーセキュリティアプローチの重要な一部だと考えているが、計画の実装に関しては、やるべきことがまだたくさん残っている。Illumioのレポートでは、組織のゼロトラストへの取り組みの進捗状況が示されているが、ゼロトラストで目標にすべきことについても、アドバイスを提示している。

 新型コロナウイルスのパンデミックが収束の気配を見せず、多くの従業員が今も在宅勤務(WFH)をする中で、組織は蔓延するサイバー脅威に直面し、不確実性への対処を続けている。

 ZTは組織のセキュリティにとって「重要」だと答えたITリーダーは、半数近くに上った。組織にとって重要ではないと考えているITリーダーは、わずか2%だった。

 ZTは自社のセキュリティにとって「極めて重要」または「非常に重要」だと答えたITリーダーのうち、ゼロトラスト計画を完全にまたは広範に実装している回答者はわずか19%だったが、ゼロトラストの計画策定または展開プロセスにすでに着手している回答者は25%を上回った。しかし、何らかの方法でゼロトラストの達成に取り組んでいる回答者はわずか9%だった。

提供:Illumio
提供:Illumio

 オフィス勤務から在宅勤務への迅速かつ劇的な移行は、企業のIT部門にとって非常に厄介な作業だった。従業員が自宅で効果的に働けるようにするため、企業は大量のデータの移行や新しいテクノロジーの導入を余儀なくされたが、これまで無視されたり、見落とされたりしてきたエンドポイントセキュリティの問題も多数顕在化している。ゼロトラストがエンドポイントに到達した。

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