CLINKS(中央区、従業員数約740人)は、ITエンジニアの派遣を中心に、ウェブシステムの受託開発や自社アプリ開発、技術者教育事業などを手掛けている。
2017年から、エンジニアを在宅勤務の正社員として採用し、テレワークにより企業に派遣する「テレスタ」という事業を開始した。現在は35人のエンジニアが、フルタイムの在宅派遣エンジニアとして活躍している。
テレワークサポーターで働く時間を可視化

TBE事業部長の疋田氏
同社では2016年10月からテレワークを事業化するプロジェクトを開始し、社内の様々な部署でテレワークを取り入れ、メリット、デメリットの検討を進めていた。その際に課題となったのが労務管理、特に勤務時間の透明性だった。
同社 テレワークビジネスエッセンシャル(TBE)事業部 部長 疋田大輔氏は、「テレワークでは、出退勤をチャットベースで自己申告することが一般的です。しかし派遣事業では、顧客に対して労働時間を証明するために、より高い信頼性が必要でした」と語る。
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