開発ツール

マイクロサービス入門--複数の小さなサービスを連携させるソフトウェア開発手法

マイクロサービスは、複数の小さなサービスをAPIで連携させてソフトウェアを開発する手法だ。マイクロサービスの定義、ユースケース、SOAとの違い、導入の方法などについて解説する。

 ソフトウェア開発の世界に関わる人なら、間接的はであっても、「マイクロサービス」という言葉を聞いたことがあるはずだ。しかし、これは一体どのようなものなのだろうか。

 かつて、アプリケーションはモノリシックアーキテクチャーで開発されていた。つまり、すべての依存関係、サブルーチン、ライブラリー、必要なコードスニペットを、アプリに直接組み込む必要があったということだ。これらの要素のどれか1つに問題が発生すると、アプリケーション全体がクラッシュして停止する場合もある。

 モノリシックなソフトウェアの問題は、それだけではない。単純なアップデートのために、ITチームが何時間もかけてデータソースを再接続し、クライアントへのアップデート適用を確認して、少量の新しいコードが予期せぬ場所で引き起こす不測の問題に対処しなければならない場合がある。

 要するに、ソフトウェア開発で長らく問題となっていたのは、すべてを1カ所でプログラミングしなければならないという点であり、そのためのソフトウェアアーキテクチャーのスタイルは、現代のクラウドベースのコンピューティングのニーズに対応しない。これに代わる開発手法が、マイクロサービスアーキテクチャーだ。

どんなものなのか

 マイクロサービスアーキテクチャーは複雑だ。IBMなどの企業がマイクロサービスについて説明した記事やブログ投稿の多くでは、マイクロサービスの単一の定義を決めるのは難しい、という主張がなされている。

編集部おすすめの関連記事

残り本文:約5578文字 ログインして続きを読んでください。

「開発ツール」で読まれている記事

TechRepublic Japanで人気の記事

編集部オススメ

トレンドまるわかり![PR]

財務・経理
人事・労務
マーケ・営業
購買・調達
生産・製造
データ分析
コミュニケーション
通信・通話
文書・コンテンツ
PC・モバイル
新興技術
ITインフラ
クラウドサービス
OS・ミドルウェア
開発
開発ツール
開発支援
ノンプログラミング開発ツール
データベース
運用
セキュリティ

ホワイトペーパーランキング

  1. AWSが提唱する、モダン分析プラットフォームのアーキテクチャと構築手法
  2. AWS資料、ジョブに特化した目的別データベースを選定するためのガイド
  3. Zero Trust Workbook--ゼロ トラストの先にある世界を知るためのガイダンス
  4. 「ゼロトラスト」時代のネットワークセキュリティの思わぬ落とし穴に注意せよ
  5. データ駆動型の組織でビジネスの俊敏性を実現するには?戦略的な意思決定とイノベーションを両立へ

Follow TechRepublic Japan

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]