現在、さまざまなセキュリティ事故が発生し、攻撃手法も変化しているが、セキュリティベンダーのセキュアワークス(川崎市幸区)が一番重要だと考えているのは、企業が脅威を「見られない」「見えない」「見ていない」ことだという。7月28日、日本のセキュリティ市場動向と同社の重点ソリューションに関する説明会で述べた。
同社でマーケティング事業本部事業本部長を務める古川勝也氏は、「攻撃者の視点からすると、顧客が見られてない、見えてないといったところから侵入をして、最終的なゴールを達成するという動きになる。そのため、この部分を重点的に解消していくことが我々の役目」と語る。
そのため、同社の注力ポイントとしては、「見える化」の強化があるという。つまり、脅威を「可視化して、隅々まで何が起きているかを見えるようにして、それを収集し、適切に対応する」ことになるが、「可視化をするというところがなかなか上手できていない」と古川氏は述べる。
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