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「Excel」の累計を応用--収支計算シートで1日ごとの取引金額の累計を求める

「Excel」で条件付きの累計を使う方法を紹介する。収支計算のシートで、1日ごとの取引金額の累計を求めるケースを例に、使用する数式や、重要なセルを目立たせる書式設定などについて説明する。

 以前の記事「『Excel』で1日ごとの残高小計を計算--IF()関数と条件付き書式を利用」では、簡単な数式、関数、条件付き書式を使って、収支計算シートに1日ごとの残高を表示できるようにした。その表からは多くの情報を得られるし、作成にそれほど手間はかからない。

 今回の記事で解説するのは同様の問題、すなわち条件付きの累計だ。収支計算シートでは累計もよく使用される。最初に、簡単なシートを作成して累計を追加する。次に、条件を追加して複雑にしていく。難解に思えるかもしれないが、それほど複雑ではないので安心してほしい。

 筆者は64ビット版「Windows 10」システムで「Microsoft 365」を使用しているが、古いバージョンを使っても構わない。作業しやすいように、ダウンロード可能なデモ用の.xlsxファイルを用意した。本記事で紹介する関数と数式はブラウザー版でも機能する。また、ここではMicrosoft Excelの基本的なスキルを習得済みという前提で説明を進める。

借方と貸方の基本的なスプレッドシートを作成する方法

 図Aの簡単なシートから説明を始めよう。それぞれの取引(行またはレコード)の合計が、E列に表示されている。これは以下の数式の結果だ。

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