RPA

ロボティックプロセスオートメーション(RPA)入門--定型業務をボットが担う自動化技術

ロボティックプロセスオートメーション(RPA)は、ソフトウェアボットによって反復的な操作を自動化する技術だ。基本的な仕組み、主な用途、雇用への影響などについて解説する。

 デジタル時代が仕事に及ぼした最も顕著な影響の1つは、退屈な作業の増加だ。多くの単純なタスクでは、クリック、切り取り、コピー、貼り付けなどの操作が何度も必要で、従業員は退屈なタスクに時間を奪われてしまうが、これらのタスクは今なお欠かせないものである。幸い、あるビジネスオートメーションツールによって、そのような退屈な作業を理論上はすべてなくすことができる。それがロボティックプロセスオートメーション(RPA)だ。

 RPAを利用すれば、多くの退屈なタスクをソフトウェアロボットやAIワーカーに任せて、手間のかかる作業を処理してもらい、従業員がより重要なタスクに力を割けるようになる可能性がある。RPAには欠点もあるが、従業員がデータ入力や請求書作成などの単純なワークフロータスクに長い時間を費やしている企業は、RPAソリューションを検討してもいいかもしれない。

どんなものなのか

 ロボティックプロセスオートメーションの機能は、その名が示すとおりだ。ロボットを使って基本的なワークフローを自動化することで、人間がコンピューター上での予測可能な反復的タスクに使っていた時間を、他のことに使えるようにする。

 最も基本的なレベルでは、RPAは他の種類の自動化と何も変わらない。一般に、自動化の目的は、ロボットでも実行可能な人間のタスクを特定し、そのタスクの遂行に必要なロボットを設計することだ。RPAでは別の角度から、すなわち現代のデスクトップソフトウェアのグラフィックユーザーインターフェース(GUI)という観点から自動化に取り組む。

編集部おすすめの関連記事

残り本文:約6918文字 ログインして続きを読んでください。

あなたにおすすめの記事

関連記事

ホワイトペーパーランキング

  1. ファイルサーバ管理のコツはここにあり!「無法状態」から脱出するプロセスを徹底解説
  2. 社員の生産性を約2倍まで向上、注目の企業事例から学ぶDX成功のポイント
  3. 真の顧客理解でCX向上を実現、いまさら聞けない「データドリブンマーケティング」入門
  4. デメリットも把握しなければテレワークは失敗に?─LIXIL等に学ぶ導入ステップや運用のコツ
  5. ニューノーマルな働き方を支えるセキュリティ-曖昧になる境界に変わらなくてはならないデータセンター運用

編集部おすすめ

トレンドまるわかり![PR]

サーバ
PC・モバイル
ストレージ
ネットワーク
仮想化
クラウドサービス
OS・ミドルウェア
開発
データベース
運用
セキュリティ
新興技術
財務・経理
人事・労務
マーケ・営業
購買・調達
生産・製造
データ分析
コミュニケーション
通信・通話
文書・コンテンツ
サイト構築
PCソフト
オフィスソフト
OCR
RPA
学習

ベンダー座談会

Follow TechRepublic Japan

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]