これまで普通だった私たちの働き方とビジネスのやり方が一変した。それは、人材の採用方法にも及んでいる。パンデミックと高い失業率もあるが、面接と雇用プロセスがリモートで行われるようになった。
バックグラウンドスクリーニング(背景調査)を手がけるSterlingでゼネラルマネージャーを務めるKen Schnee氏は、「世界がこの危機から回復し、再興し始めたら、雇用も増加するだろう」と述べた。ソーシャルディスタンシングの実践が今も義務づけられている中で、雇用を増やす最も安全な方法はリモート雇用であり、リモートでも、安全かつ効率的に人材を雇用することが可能である、とSchnee氏は話す。リモート雇用プロセスでも、強力な応募者体験を維持することが重要だ。
「現在、雇用プロセスの最前線で使われている高度なテクノロジーのおかげで、企業はリモート環境でも通常と同じくらい円滑に応募者の面接を進めることができる」とSchnee氏は述べ、「したがって、どうすれば雇用プロセスで応募者の人物像をしっかり把握して効率性を高め、なおかつ応募者の身元や経歴を確実に検証することができるのか、ということが問題になる」と続ける。
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