新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックを受けて、在宅勤務の新時代が到来した。そのため、組織は、ビデオ会議やクラウドプラットフォームなどのツールを使用するバーチャルな共同作業を中心とする従業員をサポートするテクノロジーを利用するようになった。COVID-19の感染が拡大し続ける中で、これらのテクノロジー機能は間違いなく今後も「新しい標準的な」職場に欠かせないものであり続けるだろう。
International Data Corporation(IDC)が公開した「Worldwide Quarterly Cloud IT Infrastructure Tracker」レポートの新しいデータは、2020年第1四半期のパブリックおよびプライベートクラウド環境向けインフラストラクチャーへの支出(サーバー、エンタープライズストレージ、およびイーサネットスイッチへの支出を含む)について、詳しく紹介している。
レポートの重要なポイントは、クラウドへの支出が(小幅とはいえ)全体的に増加(2.2%)し、非クラウドインフラストラクチャーへの支出が大幅に減少(16.3%)したことだ。
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