IoT ネットワーク

「Azure Edge Zone」--5Gを活用したエッジコンピューティングを可能に

「Azure Edge Zone」は、Azureサービスを都市部のデータセンターに実装し、ユーザーがいる場所の近くで実行することで、待機時間を抑えるソリューションだ。「Edge Zone with Carrier」「Private Edge Zone」という関連サービスと合わせて紹介する。

 Satya Nadella氏は「インテリジェントクラウドとインテリジェントエッジ」によく言及する。これはMicrosoftの現在の戦略の中核をなすビジョンであり、ハイブリッドクラウドの構築に必要なツールを提供することに主眼を置いている。そのハイブリッドクラウドは、「Microsoft Azure」のハイパースケールグローバルコンピューターから、「Windows」、そしてMicrosoftの最新OS「Azure RTOS」を搭載してあらゆる接続環境に展開される小規模デバイスまでを網羅するものだ。

 最も重要なのは、最後に挙げた小規模デバイスだろう。ネットワークのエッジにあるすべてのデバイスと、クラウドの膨大なコンピューティング能力の接続を保護することは、極めて重要だ。Microsoftは先ごろ、「Azure Edge Zone」ファミリーの一連のサービスを発表し、Azureのネットワークファブリックをエッジデータセンターと5Gネットワークで利用できるようにした。

Azure Edge Zoneとは

 Microsoftがエッジに関して伝えたいことの1つは、同社がAzureとの「一貫性」と呼ぶものだ。それは、「Azure Stack Hub」や「Azure Hub」ファミリーの他の製品、「Azure Arc」で実現されてきた。基盤となる技術と機能は、厳密にはAzureクラウドのものと異なる場合もあるが、APIと管理ポータルはAzureと同じだ。「Azure Resource Manager」(ARM)テンプレートを使用して、VM、ネットワーク、サービス、アプリケーションを展開できるため、1つのやり方を学ぶだけで、クラウドからエッジに移行することができる。

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