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「Excel」での列の分割--IF()関数で別の列の条件値を参照

「Excel」でセルの値を分割するには「区切り位置」機能を使用できるが、これは単一のセルを対象とする機能だ。別のセルの値に応じて分割したい場合にはIF()関数を使用する。

 誰かから「Microsoft Excel」シートを引き継いだが、自分のいつものやり方に合わないシートだったという経験は、多くの人がしているはずだ。それが何らかの単純な追跡記録シートなら、多くの場合、自分の作業方法に合うように変更することができる。

 たとえば、財務用シートの構造ではなく、従来のデータベースの設計に従うシートで作業することは珍しくない。そうした状況では通常、新しい構造を一から作成しなくても、数式をいくつか使用して構造を作り変えることが可能だ。本記事では2つのIF()関数を使用して、単純な「データベース」シートを、別の列の値に基づいて複数の列に分割する。

 筆者は「Office 365」(デスクトップ版)を使用しているが、古いバージョンを使っても構わない。デモ用の.xlsxファイルをダウンロードすると便利だが、自分で作業用のデータを用意してもいい。これらの数式はブラウザー版でも機能する。

IF()関数を使用する理由

 データベース形式では、多くのデータが型によって定義される。そのため、実際の値を入力するフィールドが1つだけで済む。図Aに示すように、これはExcelでも可能だ。この単純なテーブルは、値フィールドが1つしかなく、それぞれの値が借方または貸方として定義されている。Excelでこのテーブルの値列を2つにして、1つを借方用、もう1つを貸方用とし、取引タイプのフィールドは削除して、各値列のヘッダーに取引タイプを記載することもできる。

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