デスクトップ仮想化

「Windows Virtual Desktop」の機能強化--デバイスの管理やセキュリティが向上

「Windows Virtual Desktop」のアップデートで、リモートワークに有用な機能が提供される。デバイスのデプロイや管理に役立つ機能、ゼロトラストの導入につながるセキュリティ関連機能などだ。

 「Windows Virtual Desktop」(WVD)の2020年春のアップデートには、ポイントアンドクリック方式のデプロイツールが含まれる。「Configuration Manager」のTechnical Previewバージョン2004では、「Microsoft Azure」の新しい「Microsoft Endpoint Manager」管理センターでクラウドからオンプレミスデバイスを管理しやすくなる。そして、Endpoint Managerと「Azure Active Directory」(Azure AD)が同じコントロールプレーンを使用して、デバイスとアクセスの両方を管理できるようになった。こうしたリモート環境に有用な機能は、しばらく前から開発されていたが、非常に良いタイミングで登場した。

 Microsoftは自社の開発者向けに2日間で3万2000台のデスクトップをWVDにセットアップし、多数のWVDユーザー企業がさらに大規模なデプロイを実行している。WVDパートナーの1社(独自のWVD管理サービスを提供するNerdio)は3月以降、30万社以上の企業向けに仮想デスクトップをデプロイしており、そのデスクトップの台数は15万台から100万台に及ぶ。

 在宅勤務をする人が大幅に増えたことで、物理デバイスに慣れていて仮想デスクトップの管理と保護の経験を必ずしも持ち合わせていない組織にとっては、仮想デスクトップインフラストラクチャー(VDI)が突如として重要なものとなり、VDIを簡単に管理する方法が必要になっている。WVDのリリース当初は、Azureリソースについて理解し、Azure ADテナントに手動で接続しなければ、セットアップができなかった。WVDテナントの監視や管理を実行するには、「PowerShell」を使用するか、独自の「Azure Web Apps」をホストするしかなく、ユーザー数の増加に対応するためにスケールアウトする場合は、同じデプロイ作業を再度実行しなければならなかった。

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