人事・労務

非常事態こそ重要な“従業員体験”--エンゲージメント向上で自ら努力

優れた“従業員体験”は従業員のエンゲージメントを高め、エンゲージした従業員は自らの意思によって努力を重ねる可能性が2倍に高まり、この自らの意思による努力がイノベーションを生み出する源泉になるという。

 新型コロナウイルス感染症危機による緊急事態。すべての人がこれまでに経験したことのない、ライフスタイルと仕事の変化に直面し、新しい働き方を余儀なくされています。

 海外では、徐々に外出規制の緩和がみられ、日本でも緊急事態が終わる動きがみられるようになっていますが、油断はできません。外出規制という状態が、何週間にも及ぶなか、オフィスや学校は、新型コロナウイルスと共生しながら、経済と感染症対策のバランスを模索し、親たちは急に狭くなったように感じられる家で子どもの世話をしながらどのように仕事を進めるべきかを検討しています。

 このような状況で、仕事のバランスが崩れ、今まで通りに仕事がはかどらないという声があがっているようです。また経営者は従業員について心配しながら、売り上げの損失と拡大し続ける生産低下に直面しています。

 危機の時こそ、自社の「従業員に優れたエクスペリエンス(体験)」を提供することは極めて重要であり、またそれを実現する能力が恐らくこれまでになかったような方法で試されます。

 さて「従業員エクスペリエンスに注力する」とは何を意味するのでしょうか。優れた従業員エクスペリエンスは従業員のエンゲージメントを生み出し、そしてエンゲージした従業員は通常の責任範囲に留まることなく、自らの意思によってさらに努力を重ねる可能性が2倍に高まります。

 この自らの意思による努力がイノベーションを生み出す源泉です。そしてこれが従業員が障害に対応し、それを回避するためのクリエイティブな手段を発見する場所となります。

 これを確実に実現するにはどうすれば良いでしょうか? それは、IT部門リーダーには人事部門やその他の部門のリーダーたちとともに以下を達成することが求められるのではないかと考えてます。

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